コラボ・クロス作品
戦士達×ツインズ
SAOツインズ×戦士達の物語 二話
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「んじゃ、キリカがどれくらい強いか、お手並み拝見といきますか」
「やるからには勝ちをとるからね、従兄」
「ハッ、上等だ」
私からのデュエルの申しを引く受け、デュエルをすることになった。従兄も似たようなこと考えていたみたいで理由も訊かずに返事をもらった。
ログハウスを出て人気がなくて平原な場所へと移動して、従兄と十分な距離を取ってからデュエルメッセージを送った。
ちなみにドウセツ達は邪魔にならないような位置で見物するそうだ。
「デュエルのオプションはどうする?」
「初撃決着モードでいいんじゃない?」
「了解っと」
従兄はオプションを選択して受諾し、六十秒のカウントダウンが開始された。
それじゃあ、白木で作られた細長い棍棒『白竜』とドウセツがくれた白刀『雪道』を組み合わせ、薙刀『白雪』を構える。
「お、キリカも薙刀か。てっきりキリトと似たような感じだと思っていたぜ」
そう言って従兄は、腰に釣っていた曲刀を取り出してブンブンと回転させるように振り回す。
「えっ?」
すると、徐々に長くなっていき、風を切るような音がしてくると回転を止め地面に叩きつけた後に構え始めた。
「どんなカラクリよ……」
思わず口から漏れて、呆然としてしまうくらいに、従兄の武器はおかしかった。
最終的に、従兄の身長を超えた長さ、黄金の龍が彫刻されていて如何にも重そうな薙刀。よくに言う、青龍偃月刀の形状をしていた。
つ私と同じ薙刀か……。お互いが兄に似ているんじゃなくて、私と従兄が似ているのだな……。と言っても、共通点は薙刀しかなさそうだけど。
そうこう思っているうちに、カウントダウンは十秒を切り、薙刀を構えた瞬間に『DUEL』の紫色に光る文字が弾けた。
先手は従兄の方からであった。
体勢を低くして、こちらへと迫って来る。移動するよりかは前へ低く飛んでいるように見えた。
まずは避けずに初撃の具合でも知ったほうがいいわね。
「破ァァッ!!」
私は避けずに従兄が振りかぶる薙刀を受け止めた。
「!?」
受け止めたら、そのまま流し返して硬直が短い薙刀スキルを使用しようとイメージしていた、が。
そのイメージを従兄はパワーで打ち消して来たのだ。
その一撃は思わず怯んでしまいそうなくらいの馬鹿力。おそらくスキルを使わなくても一撃で仕留める力を持っているだろう。いや、確実に持っている。
「くっ」
力いっぱいに薙刀で支えながら、従兄に近づいて攻撃した瞬間に絶対回避を使って、一撃で仕留める。
「羅ァッ!」
「おわっ!?」
近寄って来た丁度に、エフェクトを纏いながら左手足で薙ぎ払うように蹴り技を
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