コラボ・クロス作品
戦士達×ツインズ
SAOツインズ×戦士達の物語 二話
[3/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
フェクトを纏いながら振り下ろした。
何を企んでいるのかわからないし、考えた通りにはいかないが、『神風』なら打ち負けない。
「上等だ!」
振り下ろした薙刀と振り上げた薙刀が、磁石のように同時にぶつかった。
「うおっ」
「おわっ!?」
爆発音に似た衝撃音が響き鳴り、お互いが撃ち合い弾かれて、その衝撃で二人共自然に地面を滑らせながら後退した。
違う点で言えば、従兄は小さく後退。私は大きく後退させられてよろけそうになった。
私が思うに、『神風』は瓦割りと同じ原理とは言い難いと思うけど、ブレない強くない攻撃を加えれば爆発的な力を生み出す、一点に集中して爆発的なパワーを生み出すのが『神風』だと思う。
どんな相手でも、遠心力を力にしていれば、ぶっ飛ばせられたはずなのに、従兄の振り下ろした薙刀はバランスを粉々に破壊するパワーと風を圧力のように抑える重さを持っていた。
絶対回避は……攻撃としてではなくて、防御の方にまわすか……。
追撃を加えないように、前方にいる従兄へと走り出す。
瞬時に繰り出すことが出来て、なおかつ隙が少ない重撃『刹牙』がギリギリ当たるところを予想して使用した。
しかし従兄は『刹牙』よりも先に一歩後ろに下がってギリギリに避ける。
「りゃああ!!」
避けられたらまた前方へと移動する。だけど今度は普通に近寄るだけじゃなくて体を回転しながら攻撃する、薙刀スキル『風車』
回転部分も移動するため、上手く行けば避けながら移動しつつ攻撃が出来る。更に回転しても移動する速さは落ちない。
さて、どう対処するのかな、従兄は?できればやられてくれない?
従兄は背を低くして、薙刀の下を通ると言う、ただ通り過ぎていった。
私が止まった瞬間に、すぐさま後ろに振り返ると、従兄が薙刀を右から薙ぎ払うように振ってきた。
私は後ろへ飛ぶように後退すると、空振った薙刀の刃が緑色のエフェクトを纏い、遠心力を使って回転攻撃をする『風車』と同様に、しかも、あり得ない早さでこちらへと寄って来るのではないか。
「くっ」
一回転と二回転目はなんとか避けられたが、三回転目は薙刀で防いで、弱ダメージを受ける。
「っ……!!」
四回転目は賭けに出た。絶対回避を使わずに体を反ってギリギリに回避することに成功。四回転目で従兄は止まった隙に一旦距離を取った。
「おめぇ、なんで追撃しなかったんだ?チャンスだったんだろ?」
「チャンス?どうせ足技スキルを使って対処するでしょうよ」
あえて追撃しなかったのは、私が足技スキルに警戒していたからだ。ほぼ硬直がないから、追撃して届かないだろう。
絶対回避に硬直が短いのは相性悪い。それだったら少しでも
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ