コラボ・クロス作品
戦士達×ツインズ
SAOツインズ×戦士達の物語 第一話
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を口にした。
「君……――誰?」
「…………」
…………え?
聞き間違えたのかな?兄が実の妹を誰って真顔で言うはずないよね。
私を落ち着かせるためのちょっとした冗談だろうね。そうじゃなくちゃおかしいって。
「君……誰?」
「はあぁっ!?」
どうやら冗談ではない様子だ。マジで私のこと他人として見ているんだ。
「意味わかんねぇこと言っているんじゃないわよ!」
「ゆ、揺らすなって!つか、サチがいるって言ったけど、サチは隣のログハウスに住んでいるぞ」
「隣は私とドウセツの家だ!そんなこと知っているでしょうよ!聞くなよ!」
「は?」
「えっ、は……は?」
お互いどうして食い違うのかは不思議であったが、双子故に頭を使うよりも先に、
「「なに言っているの?」」
ハモるように口にした。
サチが隣の家に住んでいた。それは絶対にない。
だって、隣は私とドウセツが住んでいるし、元々はドウセツの別荘でもあるんだから。
「ちょっと!」
「あ、アスナ聞いてよ!兄が変な風ぶへっ」
きっとアスナはヤキモチで兄から私を引き離して、それで勢いよく投げ捨てたと思っていたが……。
「どなたか知りませんが、貴女なんなのですか!不法侵入してまでキリト君になんのようですか!」
嫉妬なし、冗談なし、本気で怒っていらっしゃる様子だった。顔を見上げたら仁王立ちしていて、兄を隠していた。
つか、「どなたか知りませんが」えっ?「どなたか知りませんが」って、まるで初めて会ったみたいな……。いやいやいや、まさか、まさかねぇ……そんなわけ。
「アスナ、私のこと知っているんだから不法侵入は」
「知りませんし、不法侵入は許していません」
「……アスナは血盟騎士団に入っていて、そこの副団長」
「ええ」
「細剣使いで料理が得意」
「え、ええ」
「そしてキリトと結婚」
「あ、あっているわ……」
「じゃあ、私のことは」
「存じ上げません」
マジで初対面&他人扱いになっているようだ。何?この夫婦は妹の存在を消すくらいラブラブなの?
「お邪魔するわよ」
透き通った声がリビングに響き、耳へと届いた。唯一の救いがやって来て安心して思わずドウセツに寄ってしまった。
「貴女も誰なんですか!勝手に入らないでください!」
「お邪魔するって言ったでしょ?それに誰とかはおかしくない、アスナ?」
「た、確かにわたしはアスナですけど……そこの銀髪の方とは仲間ですか?」
「銀髪の方ねぇ……冗談だとしたら……その真顔は詐欺師でもなれるわね」
「ど、どう言う意味ですか!」
アスナとドウセツが会話する辺り、や
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