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Gカップ★グラドル
6部分:第六章
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えに来てくれたの?」
「まあね」
 山本はそれに応えた。そして言おうとする。
「あのね」
「何!?」
 ライダー役は考え直した方がいいのではと言おうと思った。だがここでふと思い直した。
「いえ、何でもないわ」
「そうなの」
「じゃあ帰りましょう」
「今日はこれで終わりだったっけ」
「そうね。夜はフリーよ」
「じゃあこれからカラオケでも」
「お昼にあれだけ歌ったのに?」
「レッスンとカラオケは別喉なのよ」
「そうかしら」
「そうそう。だから行こうよ」
 山本の背を押して言う。
「二人でさ。ぱーーーーっと」
「ぱーーーーっとって」
 山本はまだヒーローのことで考えているので返事が今一つ歯切れがよくない。


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