第四十九話 井上中尉!和歌山でファミコン勝負!!その十六
[8]前話 [2]次話
「へっ、もう第五クールだぜ」
「今回からそれに入ったんだぜ」
「じゃあもう打ち切りとかあるかよ」
「ここまで来て打ち切られるかよ」
普通一年ものの作品は四クールで終わりだ、しかしこの作品は何と第五クールまで続くことになったのである。
「最後までいくぜ」
「このまま大団円だ」
「そろそろ日帝衆の敵のネタも尽きてきてるしな」
「これ内緒だけれどな」
ついつい書いてしまった。
「もうそろそろ終わりだ」
「それでま続くぜ、もう」
「打ち切りなんかあるかよ」
「ここまできてな」
「この作者はあるぞ」
「この作品に限ってな」
観衆は二人にはっきりと告げた。
「人気がないか飽きたらな」
「それで終わらせるからな」
「例え第五クールに入っても」
「終わるものは終わるぜ」
「そして最終回は大団円」
「俺達にとって最高の結末が待ってるぜ」
こう言い切る、だが。
観衆の人達はだ、こう言ったのだった。
「この作品でそんなのあるか」
「ハッピーエンドとは一番縁がなさそうな作品だろ」
「この作者主役が巨人系だったり左翼系の名前だったら確実にバッドエンドだけどな」
「この作品もそんな感じだろ」
「流石に御前等の名前は巨人系じゃないけれどな」
「あのチームの関係者の名前じゃないけれどな」
これは若しその名前にすると作者がついついこれ以上はないまでに扱いを悪くしてしまうからだ。巨人が大嫌いだからである。
「御前等の場合もだよ」
「悪党は死ぬのがこの作者の法則なんだよ」
「御前等もそうだ」
「どうせ最後はバットエンドだよ」
「そのことは安心しろよ」
「絶対にバッドエンドだからな」
「安心してその結末迎えろ」
そしてその結末はというと。
「スクールデイズアニメ版とかな」
「あとひぐらしとかな」
「そういうのでいけ」
「三角関係の末刺されて死ね」
「しかもメッタ刺しでね」
修正カット版だと黒い墨ではなく鮮血で刺される時の音が見事なまでに響いていた。かなりの光景だった。
「尚且つ首切り取られてな」
「そしてバッグの中に生首入れられろ」
「そういう結末迎えろ」
「安心して地獄に落ちろ」
「何だよその死に方」
「誰がそんな死に方するかよ」
二人も負けじと言い返す。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ