2部分:第二章
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」
「ううう」
恵理香はそこまで言われて口を波線の様にさせた。
「こっちの青のビキニの方がいいなあ、あたし」
カタログを指差してせがんできた。だが山本は厳しい。
「それは前着たでしょ?」
「だけれど」
「水着会社との都合があるのよ、我慢しなさい」
「どうしても?」
「着るだけで貴女が買うわけじゃないでしょ?」
「それはそうだけれど」
「そのかわりここではこれにするから」
「あっ、その水着ね」
ここでは山本は恵理香の気を引かせてきた。白のワンピースを提示してきたのである。どういうわけか恵理香は白いビキニは嫌いでも白のワンピースはいいのである。思えば変な話である。
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