7部分:第七章
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ろである。引き起こす騒動は世界規模なのである。国連から危険人物に指定されるのも当然である。
「世界中に飛んでいってな」
「あの不気味な姿で、ですか」
それだけでもかなりのものである。小田切君はまずこのことに絶句した。
「全世界にトラウマを引き起こさせるんですか」
「そしてわしが気に入らん連中を容赦なく殺戮していく」
しかも、なのであった。
「ああいったふうにな」
「酷いですね。じゃあ世界中が大変なことになりますね」
「何、大したことはない」
何故かそうした事態についてもこう言う博士であった。
「所詮ただの殺戮兵器じゃからな」
「いえ、それってただの、じゃないですから」
小田切君の突込みが正論であった。
「そんなのって」
「わしの発明からすればどうということはない」
博士の主張はこうであった。
「まあ古都に辿り着くまでも楽しみにしておれ」
「何か今度は目の前にいる暴走族に攻撃仕掛けていますけれど」
早速であった。先頭のマスコット達が両手の指の機関銃で一斉射撃を加えていた。
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