3部分:第三章
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」
「既にわしの偉大な発明は外に出しておる」
博士は胸を張って言い切る。
「さあ小田切君よ」
「はい」
そして小田切君に対しても告げる。
「外に出てその偉大なものを見るのじゃ」
「たった二日でまたどうしようもねえの造り上げたんだな」
「本当に世界に迷惑をかける能力は凄いよね」
ライゾウとタロはその小田切君の足元で呆れていた。
「全くよ。この博士だけはどうにもならないよな」
「宇宙空間に送り込んでも帰って来るしね」
そのとんでもなさがまさに博士だった。二匹もそれを言ってもどうしようもないのがわかっていてもそれでも言わざるを得ないのだった。気分的に。
「まあとにかくよ」
「外ですよね」
「左様、外じゃ」
博士はライゾウとタロに対しても胸を張って告げる。
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