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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
番外コーナー:シャルシル先生の魔導紹介教室〜♪その3っ!
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リエーションがある。風の刃の数を増やし、回避を難しくするというものだ」

シャル
「密集してる中でこれを撃たれたら最悪過ぎ。当時、私が所属してたシュテルン・リッターは基本的にアンスールを相手にしてたから、ヴァルキリーからの被害は受けなかった。ま、それ以上にアンスールからの被害を受けまくってたけど」

――振動刃剣

ルシル
「極剣メナスの剣身に高周波を流すことで切断力を引き上げる補助術式だ」

シャル
「ヤワな神器すらも断ち斬れるっていうレベルの切断力だから、絶対に防御はしちゃダメなんだよね」

――風弾爆破

ルシル
「大気を爆破させるという術式だ。飛翔中の魔術師にとっては厄介で、効果範囲に居るとほぼ確実に墜落する」

シャル
「大戦時、空戦の天才と謳われたルシルですら墜落するんだから、他の空戦魔術師じゃ・・・ね」

――嵐爪風牙

ルシル
「両手の十指や爪先に竜巻の爪を付加し、それらで攻撃する近接格闘戦用の術式だ」

シャル
「メナスの斬撃に比べると威力を落ちそうだけど、その分小回りが効くから近接戦だとさらに厄介だよね」

――廻天轟乱/廻転轟乱・断壁

ルシル
「自分の周囲に1つの竜巻を発生させる攻防一体の防性術式だ」

シャル
「こういうのは風嵐系術者の基本的な魔術かな。ルシルもイヴィリシリアも似たようなの使ってたし」

ルシル
「ああ、そうだな。よほどの貫通力のある魔術以外はほぼ弾き消すことが出来る。で、バリエーションに断壁という結界術式がある。超巨大な1つの竜巻で街1つくらいを包み込んで、侵入・脱出不可の結界を造りだすんだ」

シャル
「キルシュブリューテ・・・砕かれた・・・」

――死風凶嵐

ルシル
「廻転轟乱・断壁の発動中にのみ発動できる魔術だな。全身を風で覆い、竜巻の中に潜り、竜巻の内側に閉じ込めた敵に向かって突進を行うんだ。竜巻の遠心力や風速を利用しているため、その速度はかなりなものだ」

シャル
「ルシルも空戦形態で翻弄されるレベルでしょ?」

ルシル
「まあな。竜巻の直径が狭いほど避けることが出来なくなるんだよ」

――暴槍突牙

ルシル
「ドリル状をした竜巻の槍――まぁ砲撃だな」

シャル
「これもルシルやイヴィリシリアも使ってるよね」

ルシル
「ヴァルキリーの使う魔術のほとんどが、俺やアンスールの魔術が基になっているからな」

――螺子討散/ネジうち

ルシル
「両腕や片腕の前腕部に、上述の竜巻の槍を小型化させたうえで腕に同化させての直接攻撃だ」

シャル
「シュヴァリエルって、風で斬るっていうよりは砕くっていう手段が多いよね」

ルシル
「風を刃状に固定するのも結構面倒だからな。
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