episode6 ーQueenー
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
のレベル分、私の〈サイバー・ブレイダー〉のレベルをあげる! 」
〈ブレード・スケーター〉☆4
DEF/1500
〈サイバー・ブレイダー〉☆6→10
万丈目さんのフィールドにモンスターが召喚され、明日香さんのモンスターのレベルが増える。一見相手の壁を増やしただけで無意味に思える。だが、その意味は十分にある。
「あなたの場のモンスターが二体となった事で〈サイバー・ブレイダー〉の効果が切り替わり、攻撃力が倍になる!パ・ド・トロワ! さらに、フィールドのモンスター数が増えたのは、万丈目くん……攻撃側のため、戦闘の巻き戻しは発生しないっ!!」
「なにぃぃぃ!?」
「迎撃しなさい!〈サイバー・ブレイダー〉! グリッサード・スラッシュ!」
〈サイバー・ブレイダー〉
ATK/2100→4200
[万丈目 準]LP4000→2800
力を溜め、放たれた強烈な蹴り技がVXXYZに炸裂し、その巨大なボディに罅を入れる。小さな罅は、やがて亀裂となり、合体ロボは脆くも崩れ去った。
「ふっ、私だって成長しているのよ、万丈目くん。油断してたら、残りライフもすぐに吹き飛ぶわよ」
「くっ……!」
肩にかかった艶やかな金糸を払い、優雅に挑発する先輩。私には、到底出せないであろう大人な魅力に思わず見惚れる。万丈目さんは、悔しげに表情を歪めたのは一瞬だけ、すぐに余裕のある笑みを浮かべて見せた。
「さすがだ、天上院くん。まさか反撃されるとは思ってもみなかったよ。だが、俺の運命はこれしきでは揺るがない!カードをセットし、ターンエンド」
[万丈目 準]
LP2800
手札二枚
魔法・罠:伏せ一枚
場
〈ブレード・スケーター〉
最上級モンスターを召喚したはずなのに、手札は二枚残っており余力を残している。対する明日香さんは、〈VXXYZ〉を倒すために手札・フィールドのほとんどを使ってしまっており、残っているのは〈サイバー・ブレイダー〉しかいない。
ここは、相手に反撃の機会を与える前に攻めたいところだろうか?
「私のターン、ドロー!〈強欲な壺〉を発動し、二枚ドロー!そして、儀式魔法〈高等儀式術〉を発動!デッキからレベル6通常モンスター〈逆転の女神〉を墓地に送り、手札の〈サイバー・エンジェルー韋駄天ー〉を儀式召喚!」
〈サイバー・エンジェルー韋駄天ー〉☆6
ATK/1600
奇跡のドローで、見事エール級のモンスターを召喚した明日香先輩。だが、彼女の猛攻は止まらない。
「韋駄天の効果により、墓地の〈強欲な壺〉を手札に加え、発動!二枚ドロー!〈儀式の準備〉を発動し、デッキから〈韋駄天〉を手札に加え、〈高等儀式術〉を墓地より回収し、発動!二
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ