15部分:第十五章
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二人の天使達を見ても動じるところは全くなかった。
「それではじゃ。行くのじゃ、あたらめてのう」
「ナラッ」
両手をキョンシーのように前に出して応える巨大マスコットだった。その動きは何処か不気味でやはり妖しい瘴気まで漂わせている。
そのうえで天使達に対して両手の十本の指からキョンシーの構えで一斉射撃を行う。しかし天使達はそれに対して六枚の翼を羽ばたかせ風を起こしたのだった。
「ゆっくり!」
「ゆっくり!」
こう叫びながら激しい風を起こしそれにより弾丸を風の中に巻き込んでしまった。こうしてマスコットの放った弾丸は全て無効化されてしまったのであった。
「ふむ。弾丸は通じんか」
「ミサイルも効きそうにないですね」
小田切君はその風の威力を見て博士に述べた。
「あれだけの威力ですと」
「そうじゃな。それでは他のやつでいこう」
「雷ですか?それとも冷凍ビームですか?」
「とりあえずは雷じゃ」
博士が今選んだのはそれであった。
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