暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
9:二度手間は冒険の必須事項。ざけんなよ!
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
(メルキド)
リュカSIDE

ピリンのお願い『みんな臭くて堪らないから、着替えさせる為の衣装部屋を造って』を実行し、全員の着替えが完了した。
そうだよね、みんな一度も着替えてなかったし、一緒に居ると臭いよね。
そんな連中と一緒の部屋なんて嫌だろうし、部屋を作る様にお願いするのも当然だよね。

さて……これでピリンとの運動会も盛り上がるぞ、とウキウキして拠点内を歩いてると、ヒゲ(ロロンド)とケッパーが何かを言いたそうに近付いてくる。
ヒゲ(ロロンド)は『ピリンの部屋を造っておいて我が輩の部屋がないのは納得いかん!』等と言って、ヒゲ部屋制作を言い付けてきそうだから、ケッパーに話しかけることにする。

「リュカさん。実は耳寄りな情報があるのです」
「何かなぁケッパー君」
“お前とは話さん!”って感じのオーラをヒゲ(ロロンド)にぶつけ、ケッパーとの会話を進める。

「おおきづちの里の奥に、特殊な戦い方をするモンスターが居るんです。今後も竜王軍を撃退する為に、リュカさんにはそのモンスターの所に行って貰い、敵の技を覚えてきて貰いたいのです!」
「イヤです」

若返った俺は今のままでも十分に戦える。
何でそんな面倒な事をしなきゃならんのだ?
お前が行けアホ!
……って言おうと思ったんだけどね。

「だけど行こう! ケッパー君からの情報じゃ行かないわけにはいかないよね!」
と、本音の真逆を言う俺。
何でかというとね、ヒゲ(ロロンド)がね……

『ケッパーとの話が終わったのなら、次は我が輩とお話しする番だゾ』って感じのオーラを放ってるんだよ。
だからケッパーからの依頼を立前にして、旅の扉・青に逃げ込む必要があるんだ。
こんな事なら、気取って拠点内を散策してないで、ピリンの部屋に直行すれば良かった。



(おおきづちの里奥地)

ケッパーが言ってた場所に到着すると、そこには1匹の大サソリと数匹のキメラが徘徊していた。
俺の存在に気付いた大サソリが、凄い勢いで俺に近付いてきて身体を回転させながら攻撃する。
もしかして……これか?

ケッパーが言ってた『特殊な戦い方』とは、回転攻撃のことか?
この技をワザワザ敵から盗ませようと提案してきたのか?
アイツはアホだな。戦闘以外で会話するのは止めることにしよう。

本心から如何でも良い敵の技……
もうさっさと帰りたかったんだけど、俺の事を敵認定してる大サソリ共が、しつこく襲ってくるので撃退せざるを得ない。

撃退することはしたけど、このまま帰るのが癪に障るし、何よりヒゲ(ロロンド)の話を聞かされそうで、もう少し周辺散策をしようと思う。
何か役立つアイテムを手に入れるかもしれないしね。





暫く進み山を1つ越えると、緑
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ