一章
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ゼロの血なんて初めてみたかもしんないよ!?ぼく!
「そんな強敵だったの?」
「いや。トラウマを克服するのは大変なんだよ」
……なんのことでしょう?
「それより勉強しろ。俺は寝る」
「するけど、治療は?いいの?毒とか入ってない???」
「あー、うっせぇな。大したことねぇし、毒があっても俺に効くかよ。日の中を出歩いた方がよっぽどキツイ」
あ……左様でございますか。いやはや流石ですね。言葉も出ませんよ。
そして……寝るのはやっっっ!
「……もう。人の気も知らずに……」
とはいっても。ちょっとだけ、優しさの片鱗が見えたな。この本、きっと全部読んで考えて、こうやったくれたわけだし
「…………うし。がんばるぞ」
やる気を出して机に向かったとき、眠ったと思った人から声がした。ククク、って笑い声
「俺に労力はたかせて……これでいよいよ失敗できねぇなあ。クソガキ」
血の気が凍りました。
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