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第2部『計画打倒編』
第25話『Wの奇跡/変身せよ、仮面ライダー!』
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「太陽の子、仮面ライダーBLACK!RX!」
「『私達はマユ。二人で一人のルリグで、仮面ライダー!さあ、お前の罪を数えろ!』」
BLACK RXとダブルは名乗りを上げる。
「何よそれ。今更数えきれるか!」
ソーサラーはそう言うとディースハルバードを振り上げ二人を攻撃しようとするが、二人は回避する。
「チッ。食らいなさい!」
<ボルテック!ナウ!>
<ハイドロ!ナウ!>
<テンペスト!ナウ!>
<ボルケイノ!ナウ!>
分身しているソーサラーは四人で攻撃を仕掛けるが、
「怒りの王子、RX!バイオライダー!」
BLACK RXはバイオライダーに変身。ソーサラーの魔法攻撃はバイオライダーの身体をすり抜けてしまう。更に、ダブルは翼を広げて飛翔し攻撃を回避する。
「おのれぇ!」
ソーサラーは怒り、ディースハルバードを振り回すが、バイオライダーはゲル化して攻撃を受け止め、ダブルはビッカーシールドでガードする。
「チッ。あなた達に負けるわけには!」
ソーサラーはそれでも懸命にディースハルバードを振りかざす。しかし、ゲル化しているバイオライダーには何度やっても同じことで攻撃は一切当たらなかった。そして、
「悲しみの王子、RX、ロボライダー!」
バイオライダーはロボライダーに変身し、頑丈な拳でソーサラーを殴りつけ、分身の一体を撃破する。
「タマ、私達も行くわよ。」
『うん!』
〔プリズム!マキシマムドライブ!〕
ダブルはプリズムメモリのマキシマムドライブを起動させる。
「『ビッカーチャージブレイク!』」
ダブルは迫って来るソーサラーの残る分身全てを斬り倒し、ソーサラーは本体のみとなってしまう。
「くっ!流石ね、小湊るう子、それにタマとユキ!でもね、私も負けられないの!全ての人間を絶望させるまではね!」
<ドラゴライズ!ナウ!>
ソーサラーはドラゴライズを使い飛竜のファントム、ドレイクを召喚した。
「行きなさいドレイク、奴らを焼き尽くしなさい!」
「かしこまりました。」
ドレイクは飛翔し天井から火炎を放つ。ダブルは飛びながら回避するが、ロボライダーはそのまま立ち尽くしていた。
「るう子は戦うことが無意味だと分かったみたいよ。早くあなた達も諦めなさい、くそったれさん。」
ソーサラーがそう言うと、
「そうは違う!」
燃え盛る炎の中でロボライダーは答える。
「そんな!何故平気なの!」
ソーサラーは驚く。
「ロボライダーは炎の戦士。これ位、なんてこと無い!」
ロボライダーがそう言うと、周りの炎は全てロボライダーに吸収され、ロボライダーのエネルギーがチャージされる。そして、
「ボルテックシューター!」
ロボライダーは必殺武器の拳銃、ボルテックシューターを取り出し必殺技のハードショットを放ちドレイクを一撃で撃破す
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