機動戦艦ナデシコ
1291話
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ら、お前もミナトさんとさっさと付きあっちまえよ。それとも、あのエリナとかいうキツイ女の方が好みなのか?」
「そう言われてもな。さっきも言ったけど、一応こっちにも色々と事情があるんだ。お前に言われたからって簡単にハルカやエリナと付き合うって訳にもいかないんだよ」
「かーっ! 勿体ねえなぁっ! ヒロインと結ばれて恋人になるってのは、王道だろ!? ナナコさんに、アクア。そんなヒロイン達と結ばれるってのは、男の夢だろ!」
「いや、誰だよそれ」
ヤマダに言葉を返しつつ、ふと思い出す。
そう言えば以前テンカワとゲキガンガーの話をしていた時に、そんな名前が出て来たような……と。
つまり、ナナコやアクアというのはゲキガンガーに出てくるヒロインなのだろう。
アニメに出てくるヒロインを恋人にしたいとか……と、そこまで考え、ふとそのまま俺の境遇だということに気が付く。
スパロボOGs、コードギアス、ガンダムSEED、マクロス。その全てで俺は原作キャラを恋人にしているのだから。
いや、マクロス世界に関しては世界観は理解しているけど俺の知らない話だったし、ネギま世界、マブラヴ世界も原作は全く分からないが、恐らくアニメや漫画、ゲーム、小説の世界だと考えられる。
そうなると、実は俺ってヤマダにとって理想の存在なんじゃないだろうか。
ヤマダが好きそうな、無双をしていたりするし。
……その代わり、根性が重要なイベントとかは殆ど体験してないけど。
あ、でも俺の機体は基本的にリアル系だから、スーパーロボットを好むヤマダの趣味には合わないか。
そんな風に思いながらハルカとメグミの話が終わるのを待ち、VRルームへと向かうのだった。
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