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ソードアート・オンライン 〜story of Liebe~
第3話
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ドアートオンライン)か。確か11月頃に出るはずだぞ」

「蒼空はやっぱり送られてくるの?」

「多分な?」

 俺の父親はIT系の企業に勤めているためこういったゲーム関係の人とも幅広い関係を持っている。最新のナーヴギアと呼ばれる五感すべてをリンクさせるといった機械も送ってきた。今回も送ってくる可能性は高いだろう。

「でも、毎回木綿季の分も送ってくるだろ?心配しなくても貰えると思うぞ?」

「なんか申し訳ないね」

 何故か知らないが木綿季の分も送ってくる。これの理由はあれだ。俺と遊んでやってくれっていう気遣いだろう。

「まぁ、申し訳ないと思うなら少しは礼儀というものを「あ、βテスター募集中だって!」聞けよ話!」

「なにさ〜人が今真剣にテレビ見てるっていうのに」

「・・・もういいよ。で、βテスター気になるのか?」

「まぁ、最新のフルダイブ技術だしね。早くやってみたいっていうのはあるかな」

「なら、行くか。βテスター」

「・・・え?ええ!?行けるの!?行きたい!」

「近い近い。分かったから」

 実はβテスターは前から気になっていたからすでに予約しておいた。木綿季の分もしておかないと「なんでボクの分ないの!?」とか言われそうなのでとりあえずしておいた。よかったぁしておいて。

「夏休み中にあるから宿題早めに終わらせとけよ」

「うん!ありがと!やっぱり持つべきものは幼なじみだね蒼空!」

「いや、関係ないと思うぞそれ・・・」

 楽し気な会話は雨が止むまで続いた。
 しかし、この楽し気な日常が一変してしまうとは今は誰も思わなかっただろう。

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