原作前 幼少期の二人米田との出会い
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仙台
真宮寺家・・・
「ただいま若菜」
「あら一馬さんと、米田さんいつこちらに」
「お邪魔します。若菜さん」
「なに我々の敵が、こちらで出現していると聞いてな、帰って来て見れば、さくらと、直哉を、襲っていたからな」
「まあそんなことが」
「しかしこんな子供なのに膨大な霊力を持ってるんだな?」
「直哉の事か?」
「ああ、さくらは、お前の娘だからわかるが、この子は、突発性なんだろ?」
「ああ、この子は、4年前に助けた子だ、直哉は霊力が、開花した時に暴走させてしまい、直哉は親に捨てられてたのさ」
「何故そんなことに?」
「原因はその集落で、霊力を目覚めたのが直哉だけだったのが、災いしたのさ」
「成る程な、この子を追い出せば平和になると考えるのも分かる気はするが、やるせないな」
その時さくらは目覚め、隣の部屋で、一馬達の話を聞いていた。
「お父様達何を話してるのかしら?」
「なあ一馬、直哉と言う子を、俺の子として、育てていいか?」
!!
「嫌、直哉君が私の弟じゃなくなるなんて、そんなの私は嫌だ」
さくらは米田の言葉を聞いて内心では、直哉と別れるのを、恐れていた。
「確かに、米田さんになら直哉を任せれる」
「なら、早速・・・」
「でも無理ですね、直哉には、私とさくらの血が輸血されてますから」
「何だと!!お前達の親子の血がだと!!」
「よくそれで、拒絶反応を出なかったな、直哉と言う子」
「ええ、それは、私も思いますよ」
「初めての事ですよ、破邪の血が、すんなりあの子を受け入れたんですから、でも身体の成長は、止まりましたけどね」
「それに、さくらが、本当の姉弟のように楽しんで、一緒に遊んだりしてますから」
「そうか、直哉の存在は、さくらちゃんにいい影響を与えてるんだな」
「ですね、明日でも二人に会ってくださいよ、米田さん」
「そうだな、そうするわ」
そして次の日・・・
一馬と米田は、一日さくらと直哉といろいろな事をして一緒に過ごした。
それから2日後・・・
一馬と米田は再び帝都に行く日が来た。
「「お父さんお父様行ってらっしゃい」」
「ああ、行ってくる」
「「米田のおじちゃんもまたね」」
「だあから俺は、おじちゃんじゃねえ」
そして二人は、仙台を後にした。
それから2年後・・・
「米田一基は再び真宮寺家を訪れた。戦友真宮寺一馬の最後を伝える為に。
そして米田は、真宮寺一馬の最後を一馬の妻若菜に伝えた。
「そうですか、一馬さんは、真宮寺としての、使命を果たしたんですね」
そして米田は帝都に戻っ
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