二人だけの修行と小旅行前編
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太正14年9月中旬・・・
紫藤直哉と真宮寺さくらは、二人だけで北の大地に来ていた。
「直哉君着いたね」
「そうだねさくらちゃんここから二人だけの修行が始まるね」
「うん、もう私嫌だあんな思いするのは、私の知らない所で、みんなに守られるなんて」
「確かに、そうだね僕も何も知らずに、フェイトちゃんが、助けられていた事に驚きもあったけど、それ以上に家族なのに、何もしてあげれない事にくやしい気持ちが強かったから」
回想・・・
管理局との戦い後直哉とさくらは、医療ポットから出た後、花組の仲間から話を聞いていた。
さくらと直哉の自室・・・
「直哉君私決めたの、直哉君と修行に行きたい」
「え、さくらちゃんどうして?」
「直哉君、今回の私達の失態は私の場合は直哉君の霊力と破邪の血の力を使いこなせてないからおきたことと思うの、そして直哉君の場合は、以前直哉君が狙撃された時に、破邪の血が暴走しかけて、直哉君自身が、恐怖を持ってしまったからだと思うの」
「成る程ね、僕達二人が自分の力を無意識に全力で使うことをしてなかったからか」
「だから私達はそれを乗り越えないと黒鬼会の戦いで、命を落す可能性があるかもしれない。でも私達は、簡単に死ねなくなったしね」
「さくらちゃん。わかったなのはたちに教える?」
「いや今回は二人で行きましょう直哉君。フェイトたちには悪いけど、あの子達がいるとどうしても集中してやれない部分があるの」
「それじゃあ黙っていくんだね?」
「うんそのつもりよ、直哉君」
回想終了・・・
「それじゃあ始めようか、さくらちゃん?」
「うん」
こうして二人の修行が始まった。
そのころ黒鬼会では・・・
「どうしたんだ?鬼王俺様を呼んで?」
「・・・来たか金剛、金剛よ私と共に、今から北の大地に行くぞ」
「おいおいいきなりじゃねえか、鬼王計画はどうするんだよ?」
「この北の大地に行くのは、あのお方の特命だ」
「何?あのお方の特命だと、北の大地に何があるんだ?」
「お前のライバル真宮寺さくらがその地にいる」
!!
「そういう事なら俺は、行くぜ」
「なら準備しろ、すぐに出るぞ」
「おうよ」
鬼王と金剛は、直哉とさくらの居る北の大地へ向かった。
そのころ帝劇では、花組全員となのはたちが集まり、消えた直哉とさくらの事を話していた。
「どうして姉さんと兄さんはいなくなったの?」
フェイトが全員に質問をした。
「フェイトちゃん。落ち着いて聞いてくれ、俺達花組には、二人が消えた理由が、わかる気がするんだ」
「どういう意味ですか?大神さん?」
なのはが
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