暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL14 紅の鋼狼
[6/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
と言った声で呟いた。
『あれは………』
俺もその姿を確認する。
赤く、頭に角を持ち、右手に大きな杭、左手にマシンガンの様な銃口。そして両肩にあるずっしりとしたハッチがついたミサイルポットの様な物が付いていた。
「何だよあれ………」
もはや別人が居たと言われてもおかしくない。ロボットと人が入れ替わった様な姿はユリのブラックサレナと似ている様でかけ離れているように思える。
「行くぞ………」
驚いている中相手が動いた。
「!?」
右腕を引き、真っ直ぐこちらに向かって来る。
(猪みたいな真っ直ぐ突っ込んでくる………だったら!!)
スピードは速いものの、やはりレヴィには遠く及ばない。ギリギリで横に飛び、攻撃を避ける。そう考えて身構える。
『!?マスター駄目!!』
焔が俺の動きを見て止めに入ったが、既に遅かった。
「なっ!?」
途中から加速したのか、もの凄いスピードで迫られ、タイミングが遅れ懐に潜られてしまった。
(ガードを!!)
「ステーク、貫け!!」
右の杭を俺の腹部に突き刺してくる。慌てて、間に鞘を盾に使うが………
「がっ!?」
杭が当たった瞬間、銃弾を撃ち込んだ様な爆発が起き、その衝撃と共に腹部に何かが破裂した様な痛みが襲う。
「がふっ!?ふぅ………ふぅ………」
吹っ飛ばされながらも着地だけはちゃんとする事が出来た。だが呼吸がおかしく、苦しい。
(何が起きた………?)
呼吸が戻る様に意識してゆっくりと呼吸を繰り返す。それでも意識はハッキリとしていた。
(奴は………)
あの赤い姿探し確認する。相手はこっちに気が付いているが、特に追撃するような動きを見せず、ただ俺の様子を見ていた。
「ほ、ほむ……ら………?」
段々と呼吸も戻って来た。何とか焔の名前を呼ぶが、反応は無い。
「ほむ……ら?」
やはり反応が無かった。不思議に思い、手に持つ刀を確認してみると、鞘にはひびが入っており、刀こそ無事だが、鞘は使えるような状態では無かった。
「嘘……だろ?焔?焔!!」
呼吸も戻り、懸命に声を掛けるが、やはり反応が無い。
「そんな………」
初めての出来事にそれ以上言葉が出ない。
「もう終わりか………?」
そんな中、相手がこちらに向かって来ながら呟く。
「まあ例え、お前が降参しようが、この戦いを終える気は無いがな」
そう言って左腕をこちらに向けた。
「くっ………!!」
腹部に攻撃を受けた影響か、呼吸はもう戻ったものの、腹部には痛みを感じ、身体が重い。
「ラグナル、動くか!!」
俺の問いに、ホルダーは光って答えた。
「なら、ブラックサレナ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ