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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter49
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は俺の頭上を通過して振り回したことによる風圧に飛ばされそうになるが必死にしがみついて耐えたが目の前を見ると…ひじょうに見るに耐えない光景が写る。
先程の局員たちは伏せなかったことで上半身と下半身が千切れて真っ二つになっている光景…流石に俺でも吐きそうになる。
「……っ…!!」
圭も目の当たりにして血の気が引くなか俺はすぐに、圭をつれて部屋を出るために走り出す。
「直ぐに逃げるぞ!俺たちじゃあ勝ち目がない!」
あの鋼鉄の体に恐らく俺たちの攻撃が通用するとは余りにも思えないために直ぐ様脱出を図るべく走り出したことを決めた俺は圭は無言ながらも必死に頭を縦に振り同意だと察すると鉄巨人から離れるべくあの部屋から遠ざかった。
あの部屋から出てから3分ほど全力で走ったから息が上がり一度止まって後ろを振り返るとまだ鉄巨人は追ってきては居ないようだ。
「ど、どうしよう…あれに勝たないともしかしたらあれが地上に」
圭は鉄巨人が地上に放たれたことでの最悪のケースを想像したのか動揺を隠せない
どうする、俺達が攻撃してもたかが知れている……
「っ!そうか!ここも拠点なら」
一つだけ鉄巨人を倒すことができそうな方法を思い付き、即座に圭をつれて行動に移る。
「ゆ、雄也先輩!?」
「此処のメインコンピューターにアクセスする!」
「メインコンピューター!?なにか思い付いたんですか!?」
そういってしらみつぶしにだが拠点を回ってついにメインコンピューターにアクセスできそうな部屋を見つける。
「ここか!」
直ぐ様コンソールの前にたちシステムを起動させて操作していく。
「………やっぱりあった、時間は…これぐらいでいいかな…」
操作を進めていき、承認ボタンを押すと拠点全体に聞き届くほどのアラートが鳴り響く。
《警告、警告、自爆システムの作動を確認しました残り一時間後にこの基地は爆破されす、駐留者は速やかの待避してください、繰り返します》
「じ、自爆!?」
「この自爆の破壊力を使って鉄巨人を沈める、さてと、急ぐ…っ!?」
ここから脱出しようとした時だった俺は気配を察知して圭を抱き抱えてその場から回避すると部屋の壁を破壊してそこから大剣が俺達のいた場所に振り落とされた。
《きん…ゅう…じだ…ぃ…これ…よ…ロック解除…》
アナウンスが完全に途切れるのを耳にしながら直ぐ様部屋に出ていきなり攻撃を仕掛けてきた鉄巨人からまた逃げる。
「よし!もうこの拠点にいる意味がないから急いで直樹をつれてここを出るぞ!」
急がなければ俺達も爆発に巻き込まれる困れることになる。
通路を疾走する俺達は微かに覚えている帰りの通路を通っていく。
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