幻想入りしました
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夏休みの前半、高校に入って初めての夏休みだ。俺はバスに数10分揺られ、実家に向かった。その道中は右を見れば田畑、左も田畑と、田畑のW役満だったが、何とか寝ずに目的の場所に到着した。しかし、実家についてもやることがなく、たまに祖父母と話をするくらいだ。到着一時間で暇に耐えられなくなり、実家の回りを探索してみると、古〜い蔵があった。こんな蔵あったんだ……
入っちゃえー!!と言うノリで俺はそっと蔵の扉を開けた。すると中には掛け軸やら壺やらの骨董品?が入っていた。「ホコリかぶってんじゃん」壺についたホコリをなぞるとそうとうの量のホコリが取れた。掃除しなよ。俺はなんとなく、骨董品をあさっていると目の前に「スキマ」があらわれた。いや、マジで目がいっぱいあるあれですよ。両端にリボンのついたヤツですよ。八雲紫さんのあれですよ……。俺はそっとそのスキマに近づく。大丈夫だよな……そう思いながらスキマに触ろうとしたとき、したにあった壺に足を引っかけた。「掃除しとけやぁぁ!」と言う俺の叫びとともに、俺は「スキマ」の中にダイブした。
そして俺は、幻想入りした……。多分
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