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2部分:第二章
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聞かれればそれは主観である。主観だけで小坂が和食が好きだと断定していたのが彼らしい。
「てっきりな」
「そうだったの。まあそれはいいとしてね」
「ああ」
 それについては一言で終わった。
「行く?どうする?」
「カレー大好きだぞ」
 彼はカレー派だったのだ。
「これでわかるよな」
「うん。そういうことなら」
 小阪も本田のその言葉を笑顔で受ける。そのうえで二人でそのカレーを食べに行った。カレーはドライカレーにルーをかけたものだった。本田はそのカレーを見て小坂に対して言った。店のカウンターに二人並んで座っている。頼んだのは同じそのドライカレーにルーをかけたものだ。

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