第四十九話 井上中尉!和歌山でファミコン勝負!!その六
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「ファミコン道はこれから極めるのだ」
「じゃあこうしてやっていきます」
「このまま」
「そして勝負に買って」
「また写真衆とDVDゲットします」
「今回は斉藤慶子さん」
「あの人にします」
二人はこの人も好きなのだ。
「何ていうか清楚で」
「奇麗ですよね」
「あの奇麗さ素敵ですよ」
「今の女の子にはないですよね」
その奇麗な雰囲気に魅了されているのだ。
「ですから是非」
「今回はあの人でということで」
「その斉藤慶子さんの為にも」
「絶対に勝ちます」
「期待している、それではだ」
ファミコンに励む様にとだ、悪田部は言ってだった。
そうして二人も応えてファミコンに励んだ、その時にゼビウスの無敵モード等も見付けてそれでも遊んだ。
その修行をした二人は勝負の場に赴いた、そこはというと。
和歌山城だった、その和歌山城に来て言った。
「徳川吉宗さんもいたお城だな」
「あの人紀伊藩の藩主だったからな」
「今じゃここのゆるキャラにもなってるな」
「やっぱり和歌山の人なんだな」
演じていた人は愛知の人でもだ。
「暴れん坊将軍は実はな」
「梅干の人だったんだな」
「あと蜜柑」
「そういうのを食って育ってたんだな」
二人はしみじみとして言う。
「それで身長は一八〇超えてたらしいな」
「当時の日本人の平均身長余裕でぶち抜いててな」
「頭一つでかくてやたら目立ってて」
「大柄な女の人が好きだったらしいな」
何でも大柄で頑丈ならばよい子が産めるから好きだったらしい。
「それでその人も過ごしていた和歌山城でか」
「今から勝負か」
「ファミコンとは何の関係もないけれどな」
「ここで勝負なんだな」
「もう場所は何処でもいいんだよ」
二人にこうした声が来た。
「もうな」
「今の誰の声だ?」
「ひょっとして作者か?」
「違う、俺だよ」
見れば小学生であった、六年生位か。
「地元の子供ってやつだ」
「ちっ、ガキかよ」
「ガキは大人しく蜜柑でも食ってろ」
「あと梅干な」
「そういうの食って大人しくしてろ」
「俺は御前達が大嫌いだからな」
子供は二人にはっきり言った。
「この作品は確かに勝負の場所は作者は全然選んでないけれどな」
「観光地ならだよな」
「もう適当に選んでるな」
「関西のそうした場所ならいい」
「何処でもな」
「そうだよ、けれど御前等はな」
ジャスティスカイザーの二人はというと。
「酷いにも程があるからな」
「けっ、下衆っていうのか」
「そう言うのか」
「そうだよ、今度こそ負けろ」
子供の言うことは実に容赦がない。
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