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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第四十九話 井上中尉!和歌山でファミコン勝負!!その五
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「よし、じゃあな」
「ちょっとやり込むか」
「そしてプロになってな」
「そっちでも活躍するか」
「ファミコンか。懐かしいな」
 ここでいきなり悪田部登場である、全話登場を目指す野心はここでもその一歩を適えた。二人の部屋に突然出て来たのだ。
「私もよくやった」
「ああ、悪田部さん」
「またいきなりですね」
「もうワープでの登場慣れました」
「この作品いきなりが常ですからね」
「そうだ、そしてだが」
 さらに言う悪田部だった。
「私もファミコンには自信があった」
「つまりゲーマーだったんですね悪田部さんも」
「そうだったんですね」
「大阪のファミコンロッキー、ファミコン風雲児と呼ばれていた」
 コロコロコミック、ボンボンは実に偉大である。
「私もな」
「じゃああれですね」
「セビウス魔の一千機クリアーですね」
「スパルタンエックス二十四週目の真のラスボスとか」
「それとスターフォースのゴーデスの斜め後ろですね」
「スターフォールだとジムダ秘孔打ちとか全部キラにするとか」
「そんなこともしたんですね」
 全てファミコンロッキーのネタである。
「いや、凄いですね」
「ファミコン風雲児だとファミ拳リュウとも共演してましたね」
「君達も古いな」
 二人の発言を聞いてだ、悪田部はクールな口調の中にしみじみとしたものを含めて言った。
「今そのネタを全てわかる人はいるか」
「四十代位の人はわかるんじゃ」
「作者古本屋とかでネタ仕入れましたけれど」
「コミックボンボンの昔は凄いですね」
「今はないですけれど」
 コロコロは健在であるがだ。
「いや、あの頃の子供漫画って偉大ですよね」
「ファミコンロッキーとかいつも子供達で話題になってましたね」
「風雲児って言葉その漫画から覚えた子もいるでしょうし」
「どれもよかったですね」
「俺達も読んでいて感動しますよ」
「子供漫画を馬鹿にしてはいけない」
 悪田部はこうも言い切った。
「そこから子供の教育がはじまるのだ」
「ですね、特にコロコロ版仮面ライダーブラック」
「北斗の拳真っ青のグロシーンありましたしね」
「さながらエロ漫画みたいな」
「そんなのありましたね」
「そうだったな、そのファミコンだが」 
 悪田部はここで話を戻した。
「君達も励んでいるがだ」
「まだ腕が足りない」
「未熟ですか」
「突き抜けることだ」
 それが大事だというのだ、ファミコンをするにあたって。
「それはファミコン漫画も読めばわかる」
「つまりファミコンチャンプやファミ拳リュウをですね」
「読んでいけばいいんですね」
「そうすればそこから見えるのですね」
「ファミコンの極意が」
「ファミコンはただの遊びではない」
 こうも言った悪田部だった
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