5話
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ていて、そんな事を考える事も無くなっていた。
「そっか〜、よかった〜。嫌だって言われたらどうしようかと思ったよ」
みゆきは、安心したように胸を撫で下ろし、笑顔を浮かべて悟飯の手を取った。
「 それじゃあ、わたし達、友達ってことで良いんだよね?」
「ああ、俺達は友達だ」
「やった〜!」
余程嬉しかったのか、諸手を挙げて喜ぶみゆき。
「………ありがとう。みゆき」
「え?何か言った?悟飯君」
「いや、なんでも無い。改めてよろしくな、みゆき」
そう言って悟飯は笑った。その笑顔は、人造人間が現れて以来、いや、父親である孫悟空が死んでから初めて見せた心からの笑顔だった。
「たっだいま〜!お母さん、居る〜?」
「お、お邪魔します」
みゆきが元気に挨拶し、悟飯は少し緊張しながら挨拶する。すると、家の奥から一人の女性が此方にやってきた。
「おかえりなさい。みゆき……あら、隣の子はお友達?」
「うん。孫悟飯君だよ」
「初めまして、孫悟飯です。宜しくお願いします」.
「はい、此方こそ宜しくお願いします。私はみゆきの母で星空育代です。悟飯君、ゆっくりしていってね」
「はい。ありがとうございます」
「それじぁ、悟飯君。わたしの部屋に行こう」
「ああ。それじゃあ、お邪魔します。育代さん」
「はい。仲良く遊んでね」
悟飯とみゆきが部屋に行く事を確認した育代は、一人呟いた
「まさか、みゆきが男の子を家に連れてくるなんてね……夕食食べていくかしら?悟飯君」
後で確認しようと考えながら、育代は家事を再開した。
みゆきの部屋
「さて、改めて自己紹介から始めようか。俺は孫悟飯、パオズ山出身で、年齢は14才だ」
「わたしは星空みゆき。最近この虹ヶ丘町に引っ越してきました!年は同じく14才だよ」
「キャンディーは、絵本の国メルヘンランドから来た妖精さんクル」
「「「よろしくお願いします」」」
三人は自己紹介した後、深々とお辞儀をする。
「よし、それじゃあキャンディー。君の知っている範囲で構わないから、メルヘンランド、バッドエンド王国、そしてプリキュアについて教えてくれ」
「わかったクル」
キャンディーは、自分が知っているをすべて語った。
メルヘンランドは、絵本の登場人物達が妖精として暮らしていて、地球とは別の世界に存在する国である事。バッドエンド王国の軍勢と皇帝ピエーロの襲撃を受け、国は荒れ果て女王であるロイヤルクイーンは、軍勢の撃退とピエーロの封印に成功するが、キュアデコルを奪われ、自身も封印されてしまった事、その直前プリキュアの力を地球に送り、キャンディーにキュアデコルの回収とプリキュアの捜索を命じ、
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