シスター見つけました 後、はぐれ悪魔です
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一誠「神楽、面白い話ない?」
神楽「あるわけないでしょ。あると言えば令嬢の火織とその従者の詩織が脱走した程度よ」
一誠「十分大事件じゃん!!」
辰巳「最近、グレートレッド、騒がしい。我、眠れない」
一誠「いつからそこに!?」
辰巳「『神楽、面白い話ない?』から」
一誠「最初からじゃん!!」
神楽「甘いわねイッセー、もうちょっと気配を読めるようになりなさい」
帰り道、そんないつものどおりの会話をしていると、きゃあ!と小さな悲鳴が聞こえた。悲鳴が聞こえた方を見るとシスターがパンツもろだしでこけていた
シスター「いたたたた、なんで何もない所で転んでしまうんでしょうか」
一誠「うおぉぉぉぉぉぉ…!!」
神楽「イッセー」
一誠「な、何だ!!」
神楽「私は名前を呼んだだけよ、なんでそんなにあわててるのかしら?」
一誠「あ……そ、それよりシスター助けよう!!」
神楽「イッセー!!」
一誠は倒れたシスターに駆け寄る
一誠「大丈夫か?」
シスター「ああ、すみません。ありがとうございます」
一誠が手を取って立ち上がらせると、風が吹き、ヴァールが飛んで行った。その時、シスターの方を一誠は見る。金髪で長いストレートの髪、その目は緑色をしており、とても美しい美少女だった
シスター「あ、あの…どうしたんですか?」
一誠「え、あ、ごめん」
神楽「ほらイッセー、なに見惚れてるの。はい、これ」
いつのまにかヴァ―ルと手に持っていた神楽がシスターに渡す
シスター「あ、ありがとうございます」
神楽「日本人じゃないみたいだけど、今日はなにしにきたの?」
シスター「実は今日、この町の教会に赴任することになりまして……あなたもこの町の方なのですね。これからよろしくお願いします」
一誠・神楽「「!!」」
町の教会と聞いて二人は驚く。神楽はすぐ念話で確認をする
神楽「[ねえイッセー、気のせいじゃなきゃ、今「この町の教会」って言ったわよね」
一誠「[ああ、だけどこの町の教会はもうだいぶ前に廃墟になったはずだ]」
辰巳「[あの教会、前イッセーを襲った堕天使がいる]」
神楽「[この子、たしか西の方で有名な、「『聖女』アーシア・アルジェント」よ。悪魔も癒す力で『魔女』になったらしいけど…おそらくその悪魔も癒す力が目当てよ]」
辰巳「[それ、神器。『聖母の微笑み(トワイライト・ヒーリング)』。強い回復能力がある]」
神楽「[神器…つまり、堕天使は神器を抜く気ね。下級堕天使がなにをしてるのかと思えば……]」
一誠「[神器を抜かれた人って確か…」
辰巳「[死ぬ]」
神楽「[とにかく近くにある公園で堕天使のことを話しましょう]」
一誠「[わかった。所で、外国人なのになんで言葉が通じる
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