第6話 決意の連続
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た。その時にキスをした。ほんの2、3秒ではあったが凄く長く感じた。弥生さんも驚いた様な顔をしていた。
響希「弥生さんごめんなさい、俺馬鹿で何も考え無しに突っ込んじゃってそれで弥生さんに…みんなに迷惑かけてばっかりで、でもそれはみんなを、弥生さんを助けたいと思うからで…でも弥生さんには心配を掛けてしまうことばかりで本当にごめんなさい。そして…俺は弥生さんの事が大好きです」
弥生「…響希さんずるいです…キスして私を喜ばせるような事言って何も言わせないようにして…」
響希「い、いえそんなつもりは無かったのです」
弁解しようした時弥生さんは車椅子だけを後ろに押して俺に抱きついてきて俺にキスしてきた。さっきと同じ位の時間なのにさっきより長く感じた。離すと弥生さんは真っ赤な顔になってたが少しずつ笑顔になり。
弥生「いつも一生懸命でみんなのために、私のために頑張ってくれる響希さんが私は大好きです!」
それを言い終わると強く抱きしめてきた。俺は静かに泣いた、こんなに想ってくれている…こんな俺を…
響希「弥生さん」
弥生「何ですか?」
弥生さんは力を緩め俺の顔の正面に顔に向けた。
響希「俺今日誕生日何です、ただこの日は弥生さんの御両親の命日でもあるんですよね?」
弥生「…はい」
響希「俺にとってこの日はプラスの日、ですが弥生さんにとってはマイナスの日です」
弥生「…」
響希「なら…2人にとってプラスの日にしたいと思います」
弥生「え?…」
俺はポケットから小さな箱を取り出し開ける。
響希「…結婚記念日にしたいと思います。なので俺と結婚してください」
弥生「あ…ぁ…」
弥生さんはまた涙を流していた。手を口に当てポロポロと涙が流れていた。
弥生「響希さん…私今世界一幸せ者です…私も…響希さんと結婚したいです!こちらこそお願いします」
弥生さんはまた強く抱きしめてきた、俺もそれに答えるように強く抱きしめた。
響希「ありがとうございます。愛しています弥生さん」
弥生「こちらこそ…響希さん、愛しています」
一旦力を緩めて離れてからまたキスをした。もう…この人とは離れたくない。
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