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普通の刑事の特殊な日々
第6話 決意の連続
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なかったようだ。一応このふたりは来ていた、夜ちゃんも喜んでいた。ただ俺は引っかかっていた。そして手術時間、1度楓に直接お礼を言いに行ったら。
楓「気にすんな、雨とも相談した結果だし、それに片目眼帯の海上自衛隊支部隊長とかカッコイイだろ」
って言ってきた。この人には敵わないな、ひとまず戻ってから手術が始まる。その後は麻酔をかけられ眠りについた。そして気がつくと手術は終わっていたようだ、左目の所に包帯が巻いてあった。俺は包帯を触りながら。
響希「終わったのか」
恋心「お兄ちゃん、起きたんだね」
恋心が隣にいた、少し前の入院の事を思い出した。
響希「どうなったんだ?俺は」
恋心「成功だって!良かったねお兄ちゃん…本当に良かったね」
泣いていた、俺も恋心も
恋心「明日には包帯も取れて見れるようになるって、お兄ちゃん…久しぶりに世界が…人が…色々見れるんだよ」
響希「楓には感謝してもし切れないな、でも行くか」
すぐに楓のところに向かった、楓はまだ眠っていたようだった。
雨「おめでとう響希」
響希「ありがとう、本当感謝してもし切れない。雨にも迷惑をかけた」
雨「気にしないでって、私だって助けてもらったしお互い様だよ。」
何かお礼合戦みたいになった後楓が起きてまたお礼合戦が始まった。ただ俺の中では違和感というか何かモヤモヤしていた。
~~~~次の日~~~~
朝イチに包帯が取れた、俺の風景は白かった。目が光に慣れない、真っ白でぼやけていた。段々となれてきたら最初に見えたのは恋心だった。相変わらず泣いていた。
響希「恋心、お前は俺の前だと泣き虫だよな」
恋心「もお、第一声がそれってやだ!酷いよ」
響希「大和、居るんだろ死角に入っても無駄だぜ」
大和「はいはい、居ますよ。まあ良かったな」
響希「ああ、これで1人でも仕事が出来るぜ」
大和「仕事の話かよ、あ、仕事と言えばひとまずお前の目が見えるようになったって事は黙っておくからな」
響希「何でだ?」
大和「来れば分かる、一応沙耶先輩と華那先輩は知っているが他は検査入院ってことになっている」
響希「気になるな」
大和「とにかく今日は休んで次きた時な、じゃ俺は行くからな。恋心も学校へ行け」
恋心「え?何でさ?今日くらい休んでも」
響希「俺のことは気にするな、目が見えるんだ今までよりは気にかけなくても大丈夫だ」
恋心はしぶしぶ大和と共に病室を出て行った。病室を見渡すとテーブルの上に紙が置いてあった。
『午後3時弥生の家に行け、今日なら居るはずだ』
それを見た瞬間何かが俺の中で弾けるのを感じた。
響希「(弥生さん…何かあったのか…)退院とか出来ないからな…抜け出すか」
脱走しよう。そう決めた。正直警察官が病院脱走はどうかと思ったがそんな考えは速攻で取っぱらった。何となく待
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