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とある科学の傀儡師(エクスマキナ)
第16話 代わり
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ろに行き、体勢を立て直すと一斉に木山に向けて銃を放つ。
しかし、シールドを展開して木山は銃撃を防ぐと何処からか水を大量に呼び出して、隊員の一人に水を放出した。
護送用の車にある格子の付いた大きめの窓に叩きつけられる乾いた咳をした後にグッタリと動かなくなった。

木山は横転している車を見ると、掌を返して持ち上げる。
標的を定めると前へ突き出そうとするが
「!!?」
木山の身体に砂が纏わり付いて振り上げた腕が寸前の所で止められた。
衝撃の影響により発生した煙の中から黒い影が見えたかと思うて前に会ったことのある人物が歩いてきた。

「君は......!」
強い眼差しをしたサソリが木山を見上げた。
「よぉ!やはりお前だったか」
木山は持ち上げた車を道路の上に落とした。
身体は動きが制限されているので首だけをサソリに向ける。
「おかしいな......さっきまで居なかったはずたが。アンチスキルと一緒に来たのかい?」
「オレがペラペラと話すように見えるか?」
「ふふ、君も邪魔をするなら容赦はしないよ」
木山は一歩足を踏み込むと赤い衝撃波が発生し絡みついていた砂を振り払った。
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