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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第498話】
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事ありますか?」

「フフッ。 直接の対面は初めてじゃないかな? 君の事はよくテレビで見てるからね」

「……成る程」


 キャノンボール・ファスト以降から露出も増えた為だろう。

 あまり深く考えず、また正面を向く――と、六階に着くやエレベーターのドアが開き、同乗していた白銀の髪の女性は降りる、その際に――。


「またいつか、会いましょう。 ヒルト君」

「え?」


 閉じるドアの向こう、ウインクして消えていく白銀の髪の女性――そして、エレベーターはそのまま最上階へと向かっていった。

 最上階のレストラン、ヒルトに遅れること十分、ヒルトがウィステリア・ミストに三階のスーツショップに連れていってる間に未来は現れた。

 周りにいる人皆が着飾ったドレスやスーツ姿で、自身が着ている学園の制服が変に目立って居心地が悪かった。

 不安でいっぱいの未来だが、いつまでもここに居ても目立つ為、意を決して入店――そして現在、未来は着なれないドレスを着ていた。

 色は淡く青みがかった白を基調としたドレスだが、大胆にも胸元が開く形のドレスの為、別の意味で恥ずかしかった。

 着替え後案内された席はレストラン奥の端側の席、他の席からは目立たない場所なのが幸いしてか未来は特に目立つ事はなかった。

 窓から夜景を見る――車のテールライトが流れていき、まるで光の川が流れてる様な錯覚に陥る。


「ふむん、セバスチャン、ここの料理の味はそこそこ美味だな」

「左様でございますか、お坊っちゃま」


 ふと聞こえてきた会話に耳をやる未来、他意はなかったが聞こえてきたので聞いてると――。


「しかし、そろそろ僕のハニーも僕を恋しがる頃だと思うのだが……一向に連絡が無いのは何故だと思う、セバスチャン?」

「はぁ……、私ではわかりかねます、お坊っちゃま」

「フフンッ☆ 僕の考えでは僕のハニーことセシリーは僕との劇的な出会いを演出したいのだと思うのだよ☆」

「は、はぁ……」


 困惑した声が聞こえてきた辺りで未来はその話に興味を無くし、視線を外へと向けた。


「……ヒルト、まだかな……」


 不意にヒルトの名前を呟く未来の前に、ウェイターに案内されるヒルトの姿が見えて心臓が跳ね上がった。

 普段見ているカジュアルな服装とは違うタキシード姿に、未来は目を奪われてしまった。


「未来、待たせたかな?」

「う、ううん。 ま、待つのは……平気だ、よ?」


 平静を取り繕いながら喋る未来だが、若干たどたどしくなってしまい、顔から火が出そうになる未来。

 昨日の襲撃事件から一日、大変な目にあったものの今だけはそれを忘れても許される――未来は
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