暁 〜小説投稿サイト〜
デート・ア・セブン〜七つの大罪と美徳〜
狐珀アマルティア
悲しき現実・付けられた名
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ーんもいってござーせん」
『しっかしどうしようかしらね・・・』
「士道に聞きゃぁいいだろ。お前らの残念ニックネームよりかはマシだ・・・元厨二病だが」
「なんで知ってんの!?」
「ノートを琴里から頂戴・・・げふんげふん、お借りしているからだ」
「どっちにしろダメだろ!」
つい声を荒げてしまう。
「シドー。ちゅうにびょう・・・とはなんだ?」
「そ、それは・・・」
「簡単に言えば幻想の世界に入り込んじゃって、オリジナルの必殺技とか考える人のこと言う」
「・・・相当痛い奴だな」
それを聞くと、なにも言わず士道を指差す
「てめ・・・貸し無しな・・・」
「・・・菓子を食えんのは残念だが・・・いいだろう。ってか、士道、それはいいんだけどよ」
士道は心の底から何が!?と叫びたくなったが、留めて置こう。そう思い、喉に突っかかるなんとも嫌な場所で言葉を止める
「俺のニックネームがいるらしい。いつもと違う時の識別方法」
「ニックネーム?・・・そうだな」
腕を組み、うむぅと唸る。
「・・・そう言えば、お前、アモンって言ってたな」
「あぁ」
「アモンって確か七つの大罪の・・・強欲だから・・・グリード・・・あ」
あだ名を思いついたのか、俯いていた顔が上を向く
「リン」
「ま、それでいいや。朱雀とか八咫烏とかよりかはマシだ。琴里〜。俺はリンになったそうだ」
『あそう。意外とセンスはあるのね、グリードのリから連想したのかしら?』
「それはど〜でもいいだろうが」
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