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ソードアート・オンライン〜隻腕の大剣使い〜
第27話オーバーロード
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「大丈夫だから!何も見てないから!二人で大人になろうとしてる所なんて見てないから!」

「ミラちゃん待って!誤解してる!何か誤解してる!完全に何か誤解してる!」

ホントにオレ達何も見てないからキリトはバカ忍者の肩を離してくれ。アスナさんも未来が暴走思春期なだけだから離してやってくれ。って誰がバカ忍者だコラ。




******




「しっかしキリトお前wwwww」

「正直に似合ってないって言「似合ってねぇwwwww」即答だな」

「だってキリトくんいつも真っ黒なんだもん!プフフフフ」

オレの一番の楽しみ、それはキリトが着る《血盟騎士団》、通称《KoB》のユニフォームを見ること。《KoB》のユニフォームは真っ白な布地に赤いラインが入っているメンバー共通のカラーリングである。四六時中真っ黒な格好のコイツが着たらーーー全く似合ってねぇ。似合わなすぎて逆に笑える。デザインはいつも着てる《コート・オブ・ミッドナイト》と同じだけど色が変わるだけで全く似合わなくなる。
キリトが正直に言えと言ったのでオレは正直に似合ってないと答え、未来はオレと同じ事を考えていたようで大笑い。アスナさんもニコニコと笑っているだけで何も言わない。残念だなキリト。お前に味方はいなかったんだよ。

「それはそうと・・・大丈夫なのかよ?ライリュウ」

「確かにあんな超スピード出して、そのすぐ後気絶したら誰だって心配するよ・・・」

「お兄ちゃん・・・ホントにアレなんなの?あのスピードは最早・・・」

「システムの枠を越えている・・・って言いたいんだろ?」

みんながオレに心配の声をかけてくる。正直、オレの敏捷値じゃあんなに速く動けない。しかもみんなの視点だとオレが本当にこの場所にいるのか疑問を感じたレベルらしいし。オレから見たらグリームアイズが止まって見えたようなーーーいや、マジで止まって見えた。それが終わっていつも通りに世界が見えた瞬間、脳に激痛が走った。

「今後の攻略が大きく楽になるならまだいいんだけど、それだと・・・」

「ライリュウがどうなるか、だな。早い内に原因が解ればな・・・」

「団長もこの話を聞いて、ライリュウくんをギルドにスカウトしようと考えてる」

「やだよ。あのストーカーとほぼ毎日顔合わせる事になんじゃねーか」

未来とキリトは攻略が楽になるのとオレの安全を天秤にかけてるみたいな事を言ってる。頼むからオレの安全を選んでくれ。《KoB》のスカウトはクラディールがいる限り絶対受けるつもりはねぇ。

「とにかく、オレに起こった謎の現象は割りとすぐに解ると思うぞ」

『何で?』

そりゃあ決まってんだろーーー通信回線、接続開始。

【やっほー、ひさしぶり〜〜☆】


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