暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
翡翠の雷鳴とドレスの少女
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いではないですか」
刹那の言葉に動きを止めた。
「……そうだな」
刹那から跳躍して離れると、刀をしまう。
「もう終わらせるんですか?」
「……きっちり止めを刺されてるからな」
ゼロが答えると、刹那は気付く。
体に妙な傷があることを。
「ショルダータックルの時に食らった傷さ。実はもう再生回数オーバーしてるんだ」
刹那は首をかしげる。
「いつ再生されたのですか?後学のために教えてください」
「……レベル五になると何の事か回数がスッ飛ぶんだよ。嫌な機能だぜ全く……」
お陰で痛くてしょうもない、とゼロは行った。
「まぁ、しかしアレだ。レベル五なんて相当出さねぇ代物だ。誇っていいぜ、アンタ。まちがいなくアンタは俺からレベル五を引き出させて勝った。アンタの兄さん、シャノンは実に良い妹を持った物だ」
「そ、そうですか?」
「ああ、少し羨ましいよ。お前たちがな?」
ゼロは言うと、霞になる。
「おおっと、マジかよ。深手おってるのに働かせる気か世界は!?オイコラテメェ融通聞けやコラー!!」
その叫びを最後に、ゼロは消滅した。
「……さて、私もお兄様の元へ帰るとしましょうか」
ラスタードライヴを仕舞い、刹那も此処から姿を消した。

これは後に、二人の神が聞き及ぶ話だが、それはまた次の機会に。
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