暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
翡翠の雷鳴とドレスの少女
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やはり、再生にも回数がありますか」
刹那は断じる。ゼロの再生能力に回数があることを。
「ちぇ。刹那さんったらマジストレートに物言いますね!確かにその通りだけど!!」
ゼロは認める。
「まー実際あと一回が限度っすかね?でも、その前に止めさせば問題ない!!」
ゼロは二本の刀を構える。
刹那もラスタードライヴを構えて迎撃に備える。

そして。

「レベル五、真帯電モード!!」

ゼロが本気で刹那に接近した。
「っ!」
刹那はラスタードライヴでその一撃を受ける。
「ラアッ!!」
気合い一拍。刹那は瞬く間に数十メートルも吹き飛ばされた。
「くうっ……!」
ステータスを防御に回してもこの威力。本来ならば此処が地球なら宇宙までスッ飛ぶレベルだ。それを防御に回しても受けた刹那はかなり利口な選択だった。
しかし。
「くっ……」
手に持つラスタードライヴが瓦解する。再生機能がまるで追い付いていない。
「ハアッ!!」
その状態で刹那はラスタードライヴを振るう。そこから斬撃を飛ばしてゼロに攻撃する。
「オラアッ!」
ゼロは迎え撃つ。右肩を前にだし、突進する。ショルダータックルだ。
刹那のそれはゼロの『唯の』ショルダータックルで粉砕された。
回避が効果がないとされているラスタードライヴをゼロは『真正面』から突破した。
「くっ……!」
刹那はこの瞬間、ここに来てから余裕を無くした。
「有り得ない……!此処までの力を……!」
「俺だって望んで欲しかったわけじゃねぇよ!!」
ホープ・フューチャーを振るって叫ぶゼロ。瓦解したラスタードライヴで刹那は防ぐ。
「正直言うとマジでふざけるなとこの力を叩き返してやりたいね!!」
「セアッ!」
刹那が攻撃し、ゼロのイマジン・ホープが受けて反らす。
「でも、こんま怪物でも救えるもんがあんなら救うでしょ!アンタもシャノンに救われたんだろうが、それと一緒だ!」
「っ……!一緒にするなっ!!」
ドレスを変え、大剣をぶっぱする刹那。それをクロスガードで受ける。
「貴方とお兄様を一緒にするな化物!!」
「ああそうさ、化け物さ俺は。世界から救世主と言われながらも反面化け物とさげすまれたのが俺だ!」
負けじとゼロもクロスガードを解いて裏拳を放つも、刹那に掴まれて防がれる。
「世界から争いがある度に俺は出向く!そしてその片方を潰す!でもそれが真に平和をもたらす訳じゃない!唯の一時的に過ぎない終わらせ方だ!」
「化け物でも思考はあるようですねっ!!」
ラスタードライヴで攻撃するも、足払いを掛けられバランスを崩す。
「化け物でも思考ぐらい持つさ!何時かそんなクソッタレな世界を止めるためには思考を止めるわけには行かんのさ!!」
そのまま刹那に止めを刺そうとするも。
「でもこれだって争
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