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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第496話】
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残された俺は、頬を指で掻くと真っ先に出てきた女子が俺に聞いてきた。
「ヒルトくん、さっき大好きって聞こえてきたんだけど……更識さんに告白されたの?」
「え? ……違うんじゃないかな? 彼女が貸してくれた作品が大好きって意味だと思うんだが」
「そ、そうなんだ。 朝から聞こえちゃったからちょっとびっくりしちゃったよ、えへへ」
そうはにかむ彼女、続々女子生徒が集まる中、俺は走り去っていった簪の後ろ姿をただただ眺めるだけだった。
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