レベル1 最高の鍵は最硬の槌である
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いう質量のありそうな音がして、手から離れたデッキが落ちない。
まるで、空中に見えない机があるようだった。
「対戦、宜しくお願いします」
夢値も一礼をしてからデッキを空中に置いた。
「え?、え!?浮いて……」
「「決闘!!!!」」
2人は合図すると共に、5枚のカードを手に持った。
「ではぼくの先攻。メインまで飛ばしますね?通常魔法、《E−エマージェンシーコール》を発動します。デッキから《E・HERO スパークマン》を手札に」
E−エマージェンシーコール 通常魔法
(1):デッキから「E・HERO」モンスター1体を手札に加える。
「次に、永続魔法、《王家の神殿》を発動します。そして、カードをセットして《王家の神殿》の効果で発動します。通常罠、《死なばもろとも》。ぼくは手札を3枚、ルベーサさんは手札を5枚デッキの下に戻して、5枚ドロー。2人がデッキの下に戻したカードは合計8枚なので2400のライフを失います」
「なっ!お前なんの為に《スパークマン》サーチしたんだよぉ!?」
王家の神殿 永続魔法
「王家の神殿」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体とこのカードを墓地へ送ってこの効果を発動できる。手札・デッキのモンスター1体またはエクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
死なばもろとも 通常罠
「死なばもろとも」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):お互いの手札が3枚以上の場合に発動できる。お互いは手札を全て好きな順番でデッキの下に戻し、自分はこの効果でお互いがデッキに戻したカードの数×300LPを失う。その後、お互いはデッキから5枚ドローする。
夢値 LP8000→5600
「おぉー、我ながらいい引きですね。では、通常魔法、《名推理》を発動します」
名推理 通常魔法
相手プレイヤーはモンスターのレベルを宣言する。通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキからカードをめくる。出たモンスターが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。違う場合、出たモンスターを特殊召喚し、それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。
「レベルを宣言して下さい」
「うーん、分かんねぇ。さっき《スパークマン》あったし4だぁ!」
「通常召喚可能なカードはさっきの《スパークマン》しかありません。当たったのでデッキを全部墓地に」
「はぁ!?マジかよぉ……マジじゃねぇかよぉ。くそっ、《死なばもろとも》でデッキの下に唯一のモンスターを仕込んでやがったのかコイツゥ」
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