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大統領 彼の地にて 斯く戦えり
第十一話 共闘
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に理解してもらう為さ」
「気に入ったわそれ!!」
ペルシャールの言葉に満足したのか、ロウリィの表情がいつにもまして明るくなった。
「恐怖!全身を貫く恐怖をあのお姫様の魂魄に刻み込むのね?ウフフッ」
「あ、いや・・・」
ロウリィはペルシャールの言葉を盛大に勘違いした。ペルシャールはピニャをこちら側につけて帝国の統治を少しでも楽にしようという考えで言ったのである。
「そういういうことなら是非協力させていただくわ。私も久々に狂えそうで楽しみ♪」
ロウリィはスカートをちょこんと手でつまむと、ペルシャールに向かってお辞儀した。

「違うんだけどな・・・」
ペルシャールの言葉はロウリィには届くことはなさそうだった。

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