第九話 イタリカへ
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カを見ていた。
「一緒に行こう。炎龍が出てきたとしても緑の人が助けてくれる。だから大丈夫。」
「早くしなさいよ。」
レレイとロウリィがやさしく声をかけた。
テュカはその声を聞いて決心がつき、手を伸ばした。レレイがその手をつかむ。
「・・・ふ、よし、それじゃぁ出発!」
第三偵察隊は再び出発した。帝国の重要穀倉地帯 イタリカへ。
「閣下、ミースト司令官が商取引の情報収集のためにイタリカへ向かいました。」
副司令官室では柳田が上官のハイドリヒに報告をしていた。
「あそこは帝国の重要な穀倉地帯だったな。」
「はい、帝国の実に6割ほどがあそこで賄われているようです。」
「・・・第一SS航空騎兵団に出撃用意を。」
「し、しかし、ミースト閣下の許可を取る必要があります。」
「武装親衛隊長官命令だ。第一航空騎兵団に出撃用意をさせろ。」
柳田は必死に反論するが、ハイドリヒの威圧に耐えられず渋々了解した。
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