ハイスクールD×D 光の使者
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「イーグルの方は冥界の場合はラインから組み立てる必要があるので、とりあえずは人間界の方に発注をかけた方がいいですね。人間界には隕石破壊のために最低限の武装を施したイーグルのラインがありますから。コネを使えば3機位は回してもらえるはずです。当面はその3機で防衛しつつ、生産ラインを作るしかないですね。こちらの方はラインを作るのに4ヶ月、1機作るのに1ヶ月。これは慣れればスピードが上がるはずです。問題はパイロットの方ですね。民間の航空社から今の路線に影響がないように引き抜いたとしてベテランで3ヶ月、それ以下で6ヶ月はかかるとみてください。それからイーグルは最低人員が3名必要です。まあ、分離機構を組み込んでいるせいなんで、オミットすれば1名、いや、やっぱり2名は欲しいか。それから整備員も必要になりますし、格納庫も用意する必要がありますね。完全な防衛体制の構築まで最短で1年ですね。人間界の方は3ヶ月もかからないでしょうが」
「それほどかい!?」
「ないないづくしですからね。これでもかなり甘く見ていますし。撃墜されようものなら更にひどいことになります。イーグルがネオマキシマを搭載しているおかげで、防空圏は冥界全土をカバーできていることがせめてのも救いでしょうか」
「短縮は出来ないのかい?」
「転生悪魔の中に空軍パイロットでも居れば。しかし、整備員が足りなければ2、3度の出撃が限界ですね。その分、私がカバーしますが」
現場までは転移で送ってもらえれば、あとは私がある程度戦える。
「随分辛い状況だね」
確かにそうだが、今までのツケが回ってきたと見るしかない。それ以上に気になることがある。
「私からも質問よろしいですか?」
「なんだい?」
「天界や冥府、各神話勢力の拠点にヤプールの侵攻は?」
その言葉に魔王様方が息を飲む。
「大至急各勢力に確認しろ!!こちらの情報を与えても構わない!!冗談抜きで全ての勢力が滅びるぞ!!」
「連絡が取れない場合は強行偵察も行え!!」
「念のために救護班の用意もね!!」
「ソルド君、すまないが」
「まだ暴れているようなら出ます」
「ありがとう」
結局、天界や他の神話勢力の所にも超獣は送り込まれていた。不幸中の幸いは破壊活動のみで素材として回収された者はいないということか。だが、代わりに悪魔以外の陣営は壊滅状態と言ってもいい。悪魔もそこそこの被害が出ている。むしろヤプールが空間をつなげやすいのか、第一次侵攻後もかなりの数の超獣が送り込まれた。その結果、被害が拡大し一般市民以外にも老害と言われる奴らも1割ほど死んでいる。さすがにこのような状況では強気に出れなかったのか全人外勢力での協定が結ばれることになった。協定の内容を簡単にまとめ
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