ハイスクールD×D 光の使者
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ていなかったと思う。それが嫌で、私はずっと嘘をつき続けてきた。そばに居たかったから。
「リアス!!なんなんだ、あの化け物は!?」
そんな大好きな人をライザーは貶す。女好きで自分勝手な性格以上にそれが一番許せない。
「邪魔よ、どきなさい!!情報を集めるように指示を出す必要があるんだから」
「あんな奴の言うことを」
顔面に滅びの魔力をぶつけて黙らせる。再生する前にライザーの体を蹴り飛ばして踏みつける。ライザーの眷属達は一歩も動けないでいる。そして再生したライザーの胸ぐらをつかむ。
「何もできずにただ助けられただけの貴方より、助けてくれたソルドの指示はお兄様達が戻られた時に必要なことよ。それすらも理解できていないのなら、貴方の価値はその程度よ。分かったら引っ込んでいなさい!!」
用は済んだとばかりにライザーを捨てて屋敷に入る。
「お嬢様!?どうしてこちらに!?」
「今すぐ、現時点で次元の狭間を利用している人たちの安否を確認してちょうだい。お兄様達やお父様とも連絡が取れない状況なの」
「えっ?」
「いいから早く!!」
「は、はい!!」
使用人達に指示を出して情報を集めさせる。やはり私たち以外にも安否が不明になっている人たちが多い。幸いと言っていいかわからないけど、冥界には超獣は現れていないようだ。ソルドの本来の姿を見た何人かが怖がっているが、説明は後に回す。しばらくして再びソルドが現れる。使用人達が慌てるが、ソルドが怪我人を降ろし、そばにお兄様達がいることを確認して少しずつ落ち着きを取り戻す。ソルドも怪我人を降ろし終えた後、元の、いえ、私たちが見慣れている姿へと戻る。
side ソルド
ヤプールの第一次侵攻を食い止め、後始末がある程度済んだところでようやく私に関しての説明ができるようになった。参加者はリアスとその眷属、魔王様方とその眷属、グレモリー夫妻とその眷属だ。
「さて、改めて自己紹介をしましょう」
大きさは変わらずにウルトラマンの姿に戻る。
「私はこの世界とは別の、平行世界から事故で迷い込んだ宇宙人です」
「それが、君の本来の姿なんだね」
「はい。M78星雲ウルトラの星、光の国にある宇宙警備隊技術庁長官。それが私の肩書きです」
「宇宙警備隊?」
「私の世界では数多の宇宙人が存在しています。中には他の種族を滅ぼそうとする者や、侵略行為を行う者、ただ破壊を振りまく者なども存在します。そう言った宇宙のバランスを崩す存在を倒すのが我々宇宙警備隊の使命なのです」
「先ほど技術庁の長官だと言っていたが、あの超獣とやらは君たちから見ればそれほど強くはないのかい?」
「いえ、宇宙警備隊でも最精鋭であるウルトラ兄弟に名を連ね
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