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不定期短編小説 《リア充爆ぜろぃ》
《嘘をついても良い日》
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帰り道。もうあまり会話らしい会話はしていない。そしてもうすぐ別れるポイントだ。同士よ、一時はどうなるかと思ったが。

「えっと。私コッチだから。」

「あぁ、うん。それじゃあね。」

ここはもうさっさと別れたほうがいい。俺は自分の道に向かったそのとき。

「待って!」

えぇー、ここにきてなんですか?

俺が女の子を見る。すると女の子は何か感極まった様子で顔を紅潮させこちらを見ていた。

....待ってくれ。え?そういう感じなの?そういう流れになっちゃってる?

「私ずっと言えなかったんだけど.....君のこと.....」

ちょっと待って。なんかベタなセリフ言い出したんだけどまさかそういうことじゃないよね。
.......イヤ、待てよ......ちょっと待ってくれ。今日は4月1日。......んあぁそういうことか。

「す、すk「ストップ」......え?」

俺は女の子のセリフに割り込んだ。今日が何の日でコイツが何企んでいるかを理解したからだ。

「お前、今日なんか妙に積極的だと思ったら......全部俺をたぶらかす嘘だったんだろ」

「えっ....?」

そう今日は....

「今日、エイプリルフールだもんなぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!!!」

つまりそういうことだ。コイツは思わせ振りな態度をとって俺に嘘をついてたんだ。

女の子はいつもの表情に戻り....

「てへっばれちった。」

ほらな。人生そう、うまくいってたまるかよ。

「怒った?」

「イヤ、別に。少しドキドキしたけどな。........それじゃ、またな。」


そうして俺は女の子と別れた。女の子もこちらに手を一つ振って歩き出した。

さぁ同士たちよ。これからも非リア道を歩もうじゃないか。もう俺もリア充とは無縁の存在だからな。別に悲しくないっ!!!!!!!

フハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!

そうして俺は我が家に向かった。
































「.......もう......本気だったのに..........何であそこで遮っちゃうの......でも、やっぱり好き♪」



今日はエイプリルフール。嘘をついて良い日。しかし、今から言うことは本気です。

皆さん御唱和下さい。








『リア充爆ぜろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!』






















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