第14話 開幕正月旅行?? 京都編1
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れでも結果、はぐれてしまったのには理由がある訳ですが。
ミク「…それでは私はこの辺で」
琴葉「んー。バイバーイ??」
ミク「さようなら〜」
私はこの時、自画自賛したくなるほど素晴らしい笑顔をしていました。あの一言を聞く前までですが。
琴葉「んーいい笑顔。流石ボーカロイドアンドロイドだねー」
…そのひと言を言った次の瞬間から琴葉さんは、急に人混みの中へと消えていってしまいました。私の心中をそのひと言が妙にえぐる気がしたのは気のせいではないと思います。別に琴葉さんが悪いとかじゃなくて…っていうか、寧ろ当たり前のことだったんですが何でしょうか…マスターが私のことを余りに人間らしく扱うから少し忘れていたのかもしれません。私がボーカロイドアンドロイドという道具であることを。
今の私の心情は経験したことがないレベルでグチャグチャです。それでも私は今日もきっと、周りに笑顔を振りまき続けるのでしょう。私が今日もボーカロイドアンドロイドという道具である限り。
ー続く
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