機動戦艦ナデシコ
1287話
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るというのを臭わせるだけでも牽制になるだろうし。
そんな事を考えながら、ミロンガ改はコンテナから出撃する。
……コンテナからの出撃なので、エステバリスみたいにナデシコの重力カタパルトとかを使って距離を稼ぐとかは出来ないんだよな。
まぁ、ミロンガ改の場合はそんなの必要ないが。
宇宙空間に緑のエナジーウィングの光を残しながら前へと進む。
既にサツキミドリ2号の周辺では防衛戦が行われているのだろう。いたる場所で戦闘光が見える。
ナデシコから出撃したエステバリス以外に、サツキミドリ2号に所属している機体も多い。
デルフィニウムや宇宙戦闘機、更には戦艦の類も存在している。
それでも木星蜥蜴の数で押してくる戦闘方法に抗うのは難しいらしく、撃破されているのは味方の方が多い。
……せめて脱出して生き残ってくれていればいいんだが。
味方の奮戦を祈りつつ、エナジーウィングを使用して機体を斜めにする。
すると、一瞬前までミロンガ改のいた場所をバッタが猛スピードで通り過ぎていった。
おいおい、あのままミロンガ改が回避していなければ、間違いなく正面衝突していたぞ? Eフィールドで防げただろうが。
特攻でもするつもりだったのか?
けど、俺はそんな下らない攻撃に付き合っている暇はない。
今はとにかく、敵の母艦……カトンボとチューリップのいる場所を目指さないといけないのだから。
「そういう訳で、お前はちょっと邪魔だよ!」
ミロンガ改の持っているビームマシンガンを使い、通り過ぎていったバッタを撃破。
そのまま俺はこっちにミサイルを撃ってくる敵に構わず、敵の本陣があると思われる方へと向かうのだった。
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