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ハーメニア
黒幕発覚
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ななななな、何言ってるんですか!?」
「マコト…。一回爆死したがいいよ」

「あら、マコト君ってそういうことサラッと言っちゃうのね」

ゆかりは顔を真っ赤に、IAはジト目で、ゆかりのお母さんは口元を隠して笑いながら言う。やっぱ変なことを言ったのか俺は。

「とりあえずだが。三人とも敵からの襲撃には気をつけてくれ」
「わ、分かりました」
「はい…」
「分かった」

作戦会議はそこで終わり、その後は軽いお茶会のようなものをして解散となった。

                 PM21:00

「それじゃまた明日、マコト」
「おう、またな」

IAと別れて自分の部屋に戻る。

「にしても東北ずん子か」

さっきの出来事を思い出す。ずんだの神とかを崇めているらしいが、なんとも個性的なやつだったな。

「そういや契約とか言ってたな。一体誰と……って十中八九カイトってやつだろうな」

理由は分からないが俺達を狙う、カイトと呼ばれる人物。親父曰く親父の後輩で、最初に確認されたハーメニアらしい。

「あー、よくわからん!とりあえず、そのカイトってやつをひきづり出さなきゃわかんないな」

隠れて他のやつに任せて自分だけ安全圏で、高みの見物なんて許すわけがないだろう。
待ってろよ、カイト!すぐに俺達の前に顔を出させて、洗いざらい吐いてもらうからな!

続く
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