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普通の刑事の特殊な日々
第5話
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んねぇよ!!お前こそ人に擦り付けてんじゃねぇか!女子Bもいつまで黙ってんだよ!!」
雨父「みっともねぇことしてんじゃねぇ!!!」
空気が響くほどの大声を出して雨さんの父は4人を叱った。俺はビビりながらも警察に連絡した、もちろん病院から出てから。連絡して戻ろうとした時後ろから車椅子がぶつかってきた、振り返るとブロンド髪の女性だ。
響希「おっと、大丈夫ですか?すいません邪魔をしてしまい」
弥生「いえすみません、それよりも大丈夫ですか?怪我とかしてませんか?」
響希「大丈夫ですよ、それではお気を付けて」
そう言って軽く会釈してから部屋に戻った。病室では4人がわんわん泣いていた。
響希「(何があったんだ…)警察に連絡しておきましたすぐに来るそうです」
雨父「響希君…何とお礼をしたら良いか、本当にありがとう」
響希「気にしないで下さい、ただの気まぐれと楓のテンションが低いと変な感じなんで」
楓「響希ありがとう…何か俺、何も出来なくて心苦しいな…だから今回の代わりにお前が困ってたら今度は俺が助けてやる」
響希「気にすんなって、そういう感じのが似合わないって言ってんだって」
楓「そ、そうだな」
話をしていると警察が到着し4人を連れていった。俺は勝手に盗み聞きした事を注意をされはしたがお手柄って事で少し褒められたりもした。そして後から聞いたことだが雨さんの父は元陸上自衛隊の隊長をやっていたほどの人だったようだ、通りであんな雰囲気の効いた怒鳴り声をするはずだ。
~~~~現代へ~~~~
響希「こんな所だ」
恋心「お兄ちゃん、昔から刑事みたいな事してたんだね、と言うより刑事よりも探偵みたい」
響希「あの後楓に言われたけどなお前は探偵に向いてるなって」
恋心「でもお兄ちゃんカッコイイよ」
響希「それはどうも」
楓「よお、悪いな遅れた」
雨「久しぶり響希と恋心ちゃん」
後ろから楓と雨が来た。雨は楓が20歳をちょっと過ぎた頃に目を覚ました、その後すぐに楓はプロポーズをして半年後に結婚した。俺と恋心も雨が目覚めた頃から交流することがあり4人とも仲良くなり、何回も4人で会うことも多くタメ口で話すほど仲良くなった。4人で話をして陽が暮れる頃に別れた。そして月日は流れ9月の3日仕事が終わり家に帰ると楓から着信が来た。
響希「もしもしどうした?」
楓「なあ響希、お前また目が見えるようになりたいか?」




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