俺から見た八幡先輩といろは先輩の事情
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理陽乃さんが八幡先輩の隣に行ったので俺はいろは先輩の隣で不信的な目で陽乃さんを見ていた。
陽乃「それで、何か比企谷君私と会う時いっつもいろはちゃんといる気がするだけど〜…付き合ってるの?」
八幡「…付き合ってはないです。たまたまですよ…一色が俺を荷物持ちにするんで、それに最近は受験だったんで」
陽乃「ふーん…」
この人に会ってからいろは先輩は口数が少なくなった、明らかに嫌ってるというか苦手何だろうな、八幡先輩もだけど。
陽乃「じゃあ君はどうなの?蛍塚君」
歩垂「…何がっすか?」
陽乃「君は、いろはちゃんと付き合ってるのかな?」
歩垂「いえ、今のところ俺は誰かと付き合うとかそういうの出来るような人間だと思ってないんで、いろは先輩は尊敬する先輩って感じっすよ」
陽乃「何か比企谷君に似てるなー、最後の辺り以外」
この人は終始笑顔で接してくる…なるほどそういう事か。
陽乃「まあ比企谷君は浮気とかはダメだからねー」
歩垂「(話ぶった切ってきたなー)」
八幡「浮気っつか、まず誰とも付き合ってないんでそんな事はないです」
いろは「……」ピクッ
陽乃「えー、比企谷君は雪乃ちゃんのものだからなー」
八幡「だから…」
そこで何かが切れた。
歩垂「…すか…それ」
陽乃「?」
歩垂「なんすか?それ、八幡先輩が誰と何をしようが何も関係ないと思うんすけど、八幡先輩は誰ものでも無いと思うんすよ、それは八幡先輩が決めることですので」
八幡「おい…」
陽乃「なら君が私に言う事にも関係ないんじゃない?」
歩垂「そうっすね、ならこうしましょうよ。お互いこれ以上八幡先輩には関わらないって」
八幡「おい蛍塚…」
いろは「蛍塚君?…」
歩垂「そうすれば八幡先輩にも迷惑はかからないですし、これで雪ノ下先輩もいろは先輩も由比ヶ浜先輩も誰にも迷惑はかからないっすよ」
陽乃「へぇ…本当に君はそんな事出来るの?」
歩垂「もちろんっすよ」
陽乃「なら、学校も辞めないといけないんじゃない?」
いろは「え?…」ビクッ
陽乃「だってそうでしょ?あと少しで卒業とは言え同じ学校に所属しているんだもん。それは関わりがあるってことでしょ」
八幡「それはそうかも知れないですが」
歩垂「そんな事覚悟の上ですが?それがどうかしましたか?そんなんで俺がビビるとでも思ってますか?」
陽乃「君いい度胸してるじゃない」
歩垂「お褒め頂きどうもっす、雪ノ下さんもいい性格してますよ。そんな人に裏表しか出さない所とか、まじでイライラしますわ」
陽乃「…」
歩垂「あなたどうせ人に本物の自分を見せたことない人でしょ?」
陽乃「…どうしてそんな事が言えるのかな?」
歩垂「だって…俺がそうでしたし」
八幡「……」
歩垂「…とにかく、これを受けるんですか?どうなんですか?
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