俺から見た八幡先輩といろは先輩の事情
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生徒会長やってる一色いろは会長はどうなんすか?俺は見てましたよ。クリスマスイベントの時1年生ながら生徒会長として立派にやってた姿を…つまり、その会長の事も否定する事になる事を理解して言ってるんっすか?」
充「ぐっ…」
歩垂「それと、去年の実行委員長…正直ガッカリしましたよ。なんすか?あのオープニングセレモニーなど色々、その他噂に聞きましたけど実行委員の仕事をせずに他のことに気を回した結果かなり苦戦したみたいですし…そのためにかなり大変だった人もいるようでしたし」
そこで俺は八幡先輩と雪ノ下先輩をチラッと見た。
歩垂「まあなんと言いますか、同じ事になるかも知れないっすけど…俺がもし実行委員長になってもきっと文句言う人もいると思うんすよ。それでも俺は俺なりにやりますけどね…1人でも」
~~~~現実へ~~~~
歩垂「まあ、実際その後俺は不信任で実行委員長にはなれませんでしたけどね」
いろは「私はその時思いましたケドね、この子先輩に似てるな〜って、考え方とかあと目とか」
八幡「ごめんな蛍塚、こんな俺と似てるって言われて」
歩垂「そんな事ないっすよ、俺は八幡先輩の事尊敬してますし」
八幡「はぁ?俺?」
歩垂「もちろんいろは先輩の事もですけどね」
八幡・いろは「(あれ?何かこの子あざとくない?)」
いろは「あ、あと普通の男子が私と話す時と反応が全然違いますしね」
八幡「なるほど蛍塚も気が付いたか、気をつけろこいつはあざといからな」
いろは「もぉー!あざとく無いですよ〜!って、もしかしてそれはお前のことは何でも分かってるぜっていうアピールですか?ごめんなさいもうちょっとムードと雰囲気を考えてから言ってくださいごめんなさい」
八幡「違うし、ってか、それがすでにあざといがな」
歩垂「(何だ今のやり取り、言い回し的に断ってないよな)」
いろは「ぅ〜…まあいいです。それで蛍塚君はどうしてここに?」
歩垂「(最初のもあざといような)あ、何か忘れてたっす。それなんすけど、そろそろ生徒会の選挙があるじゃないっすか?俺、役員に立候補したいと思うんすよ。役職は何でも大丈夫っすけど」
いろは「どうしてそれを?」
歩垂「俺…友達いないんで、相談出来る相手とかいないんですよ」
いろは「そこも先輩に似てたですね」
八幡「アホ言え、俺のような真性のボッチと一緒にされちゃ可哀想だろ」
歩垂「あはは…ただ俺は思った事はハッキリ言ってしまうタイプなんで、多分それが原因っすわ、実行委員の時が一番の引き金だと思うんすけどね」
八幡「それで、ここに来た理由になって無くないか?」
歩垂「あぁ…これ言ったら引かれるかも知れないっすが、推薦が欲しいんすよ。あと…俺にとってお2人は尊敬する先輩ですから」
八幡・いろは「(違うこれはあざといんじゃない、天然的な奴だ!)
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