暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT 〜漆黒の剣士〜
外伝 第2話 「真夏の公園で」
[5/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
と多いからね。まあ……素直に気が引けないからああいうことをしてそうな子も居そうだけど」
はやてやアリシアちゃんも接し方を変えればもっと違うと思うんだけどな。変に冗談ばかり言ったりしてからかうから冷たくされるんだろうし。……ただああいうやりとりが彼ららしいと言えば彼ららしくもあるし、一概に悪いとは言えないだろうけど。
「あ、分かります。他にも自分の気持ちに鈍い子も居たりして……背中を押してあげようと思っても下手に押すとテンパって自滅しそうですし」
そういう子も居るだろうな。それに告白をしたりすれば成功しても失敗しても関係性に変化が起こりえるわけだし。それが告白した側とされた側だけならまだしも、下手をすれば周囲にも及ぶわけで。
まあだからといってそれを恐れて何もできない人物は想い人の隣に立つ可能性は低いんだろうけど。よく一緒に遊んだりして相手の方から告白でもされない限り……。
そういうところで言えば、フェイトちゃんは分が悪そうだ。先ほどから夜月くんの名前が出るだけでも結構反応しているし、彼に気がありそうなのは何となく分かるが性格的に自分から動けそうな子ではない。
デュエルをしているときのフェイトちゃんは凛としている印象があるんだけど……でもそれを考えると一度決心してしまえば突き進むことが出来る子なのかもしれない。正直俺は彼女のことをよく知っているわけじゃないし、ただでさえこの年代の子達は親からあれこれと言われている気がする。相談された場合は乗るべきなのだろうが、積極的に口出しするべきではないだろう。
「ま、周りが下手にとやかく言うのも面倒なことになりかねないし……結局は当人の気持ちの強さ次第じゃないかな」
「ですね。……見ててじれったくなりそうですけど」
「そうかもしれないけど、君だって誰かを好きになったら友達からそう思われるようになるかもしれないよ。今はまだいないんだろうけど、もしかすると夜月くんに特別な好意を抱く日が来るかもしれない。彼は君とアバターのタイプが同じだろうから聞けることも多いだろうし、何よりあの強さだからね」
「そこでショウさんを出されるのはあれですけど、まあ身近な異性で考えれば妥当ですし、可能性としては否定できないですけど……というか、リョウさんってショウさんと戦ったことあるんですか?」
「ああ、ちょうど昨日偶々顔を合わせてね。前々から1戦してみたいと思っていたし、流れでデュエルに誘ったんだ。いやはや、強いデュエリストだとは分かっていたけど二刀流の彼は別格だね」
と言った直後、アリサちゃんだけでなくその場に居た全員が食いつくように距離を詰めてきた。どうやら二刀流という言葉が興味を引いてしまったらしい。
「おいリョウ、二刀流って何だよ? ショウの新しいカード
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ