2部分:第二章
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料も用意していた。
「後は実際に料理していくだけだよ」
「へえ、何か期待できそうだよな」
「美味いものができるんじゃないのか?」
「いや、わからないぞ」
だがそのイギリスでイギリス料理を食べた彼が言うのだった。
「イギリス料理なんてな。その素材を完全に殺すんだぞ」
「完全にかよ」
「そうだよ、完全にだよ」
こう断言するのだった。
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