第二十五話 思わぬ再会その五
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「色々出るわよ」
「色々ですか」
「正直部屋に入るまで何が出るかわからないわよ」
「わからないってことはわかりました」
何か天才バカボンみたいな返事でした。話を聞いていて私がバカボンのお母さんみたいな気がするのはきっと気のせいでしょう。そう思いたいです。
「じゃあ行きますか」
「ええ。それにしても」
ふう、と溜息を出してしまいました。
「君みたいな子が同じ奥華なんてね」
「宜しく御願いしますね」
「御願いされるわ。全く」
こんなやり取りをしながら皆での顔合わせの練り合いに入りました。それにしてもこの阿波野君の調子のいいことといったら。何なんでしょうか。
第二十五話 完
2008・9・18
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